患者様やご家族など一般の方向け臨床・治癒情報サイト 臨床研究情報ポータルサイト

ENGLISH
×

情報をクリップできます

治験情報をこちらのホームページで一時的にクリップすることが出来ます。

UMIN試験ID UMIN000058080

最終情報更新日:2025年6月5日

登録日:2025年6月4日

市町と連携した子どもの睡眠リテラシー教育とエンパワメントプログラム(SLEEP-UP):多階層的学校・自治体連携型介入の効果検証

基本情報

進捗状況 一般募集中
対象疾患該当しない
試験開始日(予定日)
目標症例数2500
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1介入群 内容: 島根県大田市の小中学生(小学4年生~中学3年生)およびその保護者、教職員、地域住民を対象に、学校・家庭・地域・行政・企業が連携した多階層的な睡眠教育プログラムを12か月間実施する。 このプログラムは、米国CDCが提唱する「コミュニティ・ワイド・キャンペーン(CWC)」の枠組みを活用し、個人だけでなく家庭や地域社会全体に対して包括的な介入を行うことを特徴とする。 主な内容: 授業・講演・ワークショップによる睡眠教育(学校単位での実施) 家庭向け情報提供・保護者向けイベント 地域イベント(ショッピングモール等での啓発ブース、広報紙などによる情報提供) 活動量計・睡眠日誌による睡眠習慣の科学的モニタリングと個別フィードバック(2週ごと) 標語入り物差し・下敷き等の“行動促進ツール”配布 行動変容ステージモデルに基づく、対象者の変容段階に応じた個別最適化支援 ソーシャルマーケティング理論(4P:Product, Price, Place, Promotion)を活用した情報戦略 期間・頻度: 介入期間: 12か月間(2025年6月~2026年5月) 活動量計装着・睡眠日誌記録: 親子ペアで一定期間(詳細はプロトコル参照)、2週ごとの個別フィードバック 授業・講演・イベント: 各校・地域で複数回実施 定期的な広報活動: 学校便り・地域広報紙等で継続的に情報提供 備考: 対象者の行動変容段階ごとに、最適な支援内容や情報発信方法を個別に設計。 家庭・学校・地域社会を一体化した持続可能な睡眠改善行動の支援モデル。
介入2統制群 内容: 対照群には、標準的な学校ベースの睡眠教育プログラムを1回実施する。 このプログラムは、授業時間内で児童・生徒に正しい睡眠知識の提供、睡眠習慣や生活リズムのセルフアセスメント、目標行動の設定とその実践を促す。 主な内容は以下の通りである。 主な内容: パワーポイント等を用いたクイズ形式の睡眠知識教育(約40分) 睡眠の重要性、睡眠改善策、生活習慣に関する説明 睡眠促進行動チェックリスト(12項目)の実施、および各自による現状の確認 チェックリストの中から個人で達成できそうな目標行動を2~3つ選択し、今後の生活で実践を促す 児童・生徒には2週間程度、目標行動を実践するように指示する 調査票(アンケート)による評価は介入群と同じ時期・頻度で実施 期間・頻度: 観察期間: 12か月間(2025年6月~2026年5月) 睡眠教育プログラム:学期中に1回(60分程度) 目標行動の実践期間:約2週間(推奨) アンケート調査:介入群と同じスケジュールでベースライン・途中・終了時に実施 備考: 介入内容は従来型プログラムに準拠し、多階層的・地域横断的な働きかけは実施しない
主要アウトカム評価項目「健康づくりのための睡眠ガイド2023年」に基づき、小学生で9時間以上、中学生で8時間以上の平日平均睡眠時間を達成している児童生徒の割合の変化 (介入前(ベースライン)および介入終了時(1年後)に評価し、対照群との比較を行う)
副次アウトカム評価項目

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準
除外基準

関連情報

問い合わせ窓口

住所
電話
URL
E-mail

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。