UMIN試験ID UMIN000058030
最終情報更新日:2025年6月2日
登録日:2025年6月1日
精神疾患における経頭蓋直流刺激(tDCS)による生理指標の変化:自律神経、脳波、脳血流計測を用いた効果評価法の開発
基本情報
進捗状況 | 限定募集中 |
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対象疾患 | うつ病、双極性障害、不安症、ストレス性障害、認知症、せん妄、神経発達症 |
試験開始日(予定日) | |
目標症例数 | 60 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | tDCSでは前頭部と後頭部間等に0.5-2mAの電流を、極性を変えて約5分から30分間付加する(DC-Stimulator, neuroConn社)。日本精神神経学会および臨床神経生理学会のガイドラインに基づき、頭皮の発赤などの有害事象が生じた場合はただちに中止する。 刺激中に自律神経活動、脳波、脳血流を計測する。自律神経活動指標は、心拍、心拍変動および発汗をもちいる。心拍、心拍変動は胸部に心電図センサーを装着し計測する(RF-ECG2, GM3社)。心拍変動は心拍間間隔を周波数分析してLF,HF等の指標をもとめる(Bonaly-light, GMS社)。発汗は皮膚コンダクタンスを測定する(Bioderm, UFI社)。脳血流は前額部で時間分解計測(TRS)を用い近赤外分光方法にもとめる(TRS-10、浜松ホトニクス社)。 計測は安静時、またはGo/NoGo課題などの簡単な課題遂行時に行い、それぞれの状態における自律神経活動、脳波、脳血流の反応へのtDCSの効果を分析する。 |
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主要アウトカム評価項目 | ・生理指標として、心拍変動、皮膚コンダクタンス、皮膚音などの自律神経指標、脳波基礎律動や事象関連電位などの脳波指標、および近赤外分光法によるヘモグロビン濃度を用いた脳血流指標を計測直後に求める ・これらの指標がtDCS中および後にどのように変化するのかを明らかにすることにより、tDCS治療法の理解につなげる。 |
副次アウトカム評価項目 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | |
除外基準 |
関連情報
研究費提供元 | |
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実施責任組織 | 静岡済生会総合病院 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | |
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電話 | |
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