UMIN試験ID UMIN000056509
最終情報更新日:2024年12月21日
登録日:2024年12月20日
看護師を対象とした ECMOシミュレーション教育の有効性の検討 -探索的無作為化群間比較試験-
基本情報
進捗状況 | 限定募集中 |
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対象疾患 | ユニットに所属する看護師 |
試験開始日(予定日) | |
目標症例数 | 30 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | 動画視聴後、2回のシミュレーション教育 シミュレーション群 実施場所:シミュレーション室 実施人数:参加者3-4名、ファシリテーターは2-3名 ファシリテーター: 世界的にECMO教育をリードしている、Extracorporeal Life Support Organization(ELSO)の研修を受講した医師と臨床工学技士や、日本のECMO教育をリードしているECMOnetの研修を受講した看護師、また急性・重症患者看護専門看護師がファシリテーターをつとめる。十分なECMO教育トレーニングを受けた者がファシリテーターを担当し、シミュレーションシナリオを元にファシリテーター間で練習後に実施することで、均一なシミュレーションを行う。 実施方法 Extracorporeal Life Supportが出版している The ELSO Red Book, 6th Editionを元に作成したオンデマンド動画(資料1)を視聴後、1回のシミュレーションで2事例、計2回シミュレーション、4事例を実施する。1事例ごとに以下の手順をとる 1)ブリーフィング(2分):シナリオの設定を提示しこれから行うことを説明する 2)シミュレーション(15分):ECMOに関するトラブルが発生した場合の、観察、データ収集、トラブルの対応を、参加者1名を中心に行う。その際、他の参加者と相談しながら行ってよい。その後、得られた情報から考えられたことをすべてあげる。 3)デブリーフィング(10分) GAS(gather, analyze, summarize)モデル(Healthy simulation,2020)で行う。 (1)全員が演習後,参加者とファシリテーターがホワイトボードの前に集う。 (2)演習中の思考や行動について各参加者の振り返りから話してもらう。 (3)ファシリテーターは学習目標を意識しながら,演習中の思考や行動がどうだったのか参加者とともに検討する。 (4)ねらいを再確認し,今回の事例に必要な対応についてまとめをする。 |
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介入2 | 対照群 シミュレーション群と同じ、Extracorporeal Life Supportが出版している The ELSO Red Book, 6th Editionを元に作成したオンデマンド動画を視聴してもらう。 |
主要アウトカム評価項目 | 筆記テストの得点の変化量(開始前と1か月後の変化) |
副次アウトカム評価項目 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | |
除外基準 |
関連情報
研究費提供元 | |
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実施責任組織 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター国立国際医療研究センター病院ICU病棟 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | |
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電話 | |
URL | |
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詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。