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UMIN試験ID UMIN000055489

最終情報更新日:2024年9月12日

登録日:2024年9月11日

抜管前の陽圧換気が呼吸メカニクスに与える影響:電気インピーダンストモグラフィによる評価

基本情報

進捗状況 一般募集中
対象疾患挿管患者
試験開始日(予定日)2023-06-10
目標症例数20
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入11)人工呼吸器からの離脱を考慮し、SBTを行う予定の患者に食道内圧モニターおよびEITを装着し、SBT施行前のモニタリングを行う(モニタリング①)。 2)両群の患者にSBT(CPAP+PS mode, PSV 5cmH2O, PEEP 5 cmH2O)を30分間施行し、食道内圧+EITモニタリングを行う。(モニタリング②)。 3)A群では陽圧換気(CPAP+PS mode, PSV 15cmH2O, PEEP 10 cmH2O)を30分施行しその後にATCモードで30分管理を行う。いずれも食道内圧+EITモニタリングを行う。(モニタリング③)。 4)再度SBTの設定に戻し30分間継続、食道内圧+EITモニタリングを行う。(モニタリング④) 5)A群ではATCモードを30分間施行食道内圧+EITモニタリングを行う。(モニタリング⑤)。
介入21)人工呼吸器からの離脱を考慮し、SBTを行う予定の患者食道内圧モニターおよびEITを装着し、SBT施行前のモニタリングを行う(モニタリング①)。 2)患者にSBT(CPAP+PS mode, PSV 5cmH2O, PEEP 5 cmH2O)を30分間施行し、食道内圧+EITモニタリングを行う。(モニタリング②)。 3)B群はATCモードを30分間施行する。食道内圧+EITモニタリングを行う。(モニタリング③)。 4)再度SBTの設定に戻し30分間継続、食道内圧+EITモニタリングを行う。(モニタリング④) 5)B群では陽圧換気(CPAP+PS mode, PSV 15cmH2O, PEEP 10 cmH2O)を30分間施行しその後にATCモードで30分管理を行う。いずれも食道内圧+EITモニタリングを行う。(モニタリング⑤)。
主要アウトカム評価項目呼吸仕事量(食道内圧によるpressure time product)、経肺圧(吸気経肺圧、Δ経肺圧)、抜管後の酸素化、呼気終末肺容積 (end-expiratory impedance)*、換気分布(tidal impedance variation)*、pendelluft現象の有無*
副次アウトカム評価項目人工呼吸器からの離脱成功率 抜管後72時間の呼吸不全および再挿管率 抜管後5日間またはICU退室までの呼吸器合併症(肺炎、低酸素血症、上気道閉塞、気管支攣縮、など)

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準ICUで48時間以上人工呼吸管理を行い、かつ人工呼吸器からの離脱が考慮される(SBTをクリアできる)満18歳以上の成人患者。SBT成否の判断は、人工呼吸器離脱ガイドラインに従う。
除外基準気道開存性が維持できない患者(意識障害、咳嗽反射が弱い、気道分泌物が多い、カフリークテスト陽性、など)、高度肥満(BMI≧35 kg/m2)、胸部外傷などEITモニタリングが困難な患者、食道手術後、など。

関連情報

問い合わせ窓口

住所徳島市蔵本町2丁目50-1
電話088-633-9347
URL
E-mailtakuya.takashima.2@tokushima-u-ac.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。