患者様やご家族など一般の方向け臨床・治癒情報サイト　臨床研究情報ポータルサイト

急性膵炎（慢性膵炎の急性増悪を含む）・外科的切除術などに伴う胸腹腔内合併症の臨床的な特徴と治療アウトカムを検討する多機関共同後方視的研究

基本情報

進捗状況	参加者募集終了－試験継続中
対象疾患	膵および膵周囲に急性膵炎後、または外科的切除後の局所合併症を発症し、かつ保存的治療または内科的、外科的なインターベンションを施行した症例。局所合併症は具体的には膵炎発症4週間以内の急性膵周囲液体貯留（acute peripancreatic fluid collection；APFC)と急性壊死性貯留(acute necrotic collection； ANC), 4週以降の膵仮性嚢胞（pancreatic pseudocyst；PPC）と被包化壊死（walled-off necrosis；WON)のことを指している。外科的切除後の術後膵液漏（postoperative pancreatic fistula: POPF）とは具体的にpancreatic fluid collection (PFC)，internal pancreatic fistula (IPF)とexternal pancreatic fistula (EPF)のことを指している。
試験開始日（予定日）	2023-06-02
目標症例数	1500
臨床研究実施国	日本
研究のタイプ	観察

試験の内容

主要アウトカム評価項目	治療成功
副次アウトカム評価項目	治療内容、治療時間・期間、手技的成功、偶発症、医療費、再発、長期経過・予後、併用薬剤と臨床経過の関連

対象疾患

年齢（下限）
年齢（上限）
性別	3
選択基準	2006年1月1日から2023年4月30日までの17年間で、膵周囲液体貯留の他、胸水・腹水や膵から離れた部位に発生する液体貯留や膿瘍のうち急性膵炎（慢性膵炎の急性増悪を含む）・外科的膵切除術などが原因と考えられるものを発症し、かつ保存的治療または内科的、外科的なインターベンションが必要となった症例。
除外基準	試験への参加を希望されなかった患者