UMIN試験ID UMIN000047773
最終情報更新日:2024年11月17日
登録日:2022年6月20日
労作性狭心症患者に対する経皮的冠動脈形成術(カテーテル治療)が心肺運動負荷試験結果に及ぼす影響の分析
基本情報
進捗状況 | 限定募集中 |
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対象疾患 | 労作性狭心症 |
試験開始日(予定日) | 2022-06-01 |
目標症例数 | 50 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | 労作性狭心症疑いの患者に対し、非侵襲的虚血評価として心肺運動負荷試験(CPX)を施行する.運動負荷の方法は,安静4分,10W4分のウォーミングアップに続き,毎分20W漸増の自転車エルゴメータによる直線的漸増負荷とする.同時に施行する負荷心電図にて,ST変化に基づいた虚血判定を行う.虚血陽性の患者に対し,冠動脈CT,あるいは負荷心筋血流イメージング検査,冠動脈造影検査(CAG)にて解剖学的狭窄度の評価を行い有意狭窄の有無を確認する.中等度狭窄病変は機能的虚血を評価する(心筋血流予備比(FFR), 安静時指標(resting index), FFR angiogram).血行再建の適応のある症例で,経皮的冠動脈形成術(PCI)にて完全血行再建し得た症例は,1ヶ月以内を目安に外来にて2回目のCPXを施行する(虚血群) |
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介入2 | 対照群は,初回心肺運動負荷試験(CPX)で虚血陰性だった症例とし,1~3ヶ月程度を目安に2回目のCPXを施行する. |
主要アウトカム評価項目 | 虚血群及び対照群における心肺運動負荷試験での⊿VO2/⊿WRの変化 |
副次アウトカム評価項目 | 虚血群及び対照群における心肺運動負荷試験でのVO2,二酸化炭素排出量(VCO2),嫌気性代謝閾値(AT),最大酸素摂取量(Peak VO2),回復期酸素摂取量半減時間(T1/2),酸素脈(VO2/HR),ガス交換比(R),換気当量(VE/VO2, VE/VCO2),換気量・二酸化炭素排出量スロープ(VE vs. VCO2 slope)の変化. |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 問診、心電図、胸部X線、経胸壁心エコー検査にて労作性狭心症が疑われた患者. |
除外基準 | 残存病変のある症例,冠動脈バイパス手術施行症例,NYHA心機能分類Ⅱ以上の心不全症例は除外する.また,併存症として中等症以上の弁膜症,心筋症,慢性心房細動・粗動,恒久的ペースメーカ・植込型除細動器症例,ならびに肺疾患合併症例も除外する. |
関連情報
研究費提供元 | 自己調達榊原記念病院 |
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実施責任組織 | 榊原記念病院循環器内科 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 東京都府中市朝日町3-16-1 |
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電話 | 042-314-3111 |
URL | |
th2011tf@gmail.com |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。