UMIN試験ID UMIN000046093
最終情報更新日:2024年7月2日
登録日:2021年12月1日
急性腎障害(Acute Kidney Injury : AKI)に対するフロセミドの効果の検討
基本情報
進捗状況 | 募集前 |
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対象疾患 | 急性腎障害 |
試験開始日(予定日) | 2025-01-01 |
目標症例数 | 30 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | プラセボ群は生理食塩水を0.2ml/kg/h投与して最初の6時間観察し、6時間後までに尿量が3mL/kg/hを超えれば0.05ml/kg/hずつ減量してゆく(ただし、投与量変更後は2時間観察する)。6時間後に実体重(kg)×1ml/hの尿量が達成されなかった場合、フロセミド100mg/生理食塩水 total 50mlを0.2ml/kg/hで投与開始するとともに、現在日常診療で行われている介入を行う。なお、脱水による影響を防ぐために、尿量が3ml/kg/hを超えた時点から、維持輸液量とは別に、細胞外液を、0.5×時間尿量(ml)/hで投与開始する。毎日のCRTN値を評価し、CRTNが2日連続で-0.05mg/dl未満しか変化しなくなるまでそれぞれ投与を続ける。CRRTは必要と判断されれば、状況に応じて使用する。評価期間は最初の10日間と、開始から30日後。 |
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介入2 | フロセミド群はフロセミド100mg/生理食塩水 total 50ml(2mg/ml)を0.2ml/kg/hで投与開始する。最初の6時間観察し、6時間後までに尿量が3mL/kg/hを超えれば0.05ml/kg/hずつ減量してゆく(ただし、投与量変更後は2時間観察する)。6時間後に実体重(kg)×1ml/hの尿量が達成されなかった場合、フロセミド100mg/生理食塩水 total 50mlを0.2ml/kg/hで投与開始するとともに、現在日常診療で行われている介入を行う。なお、脱水による影響を防ぐために、尿量が3ml/kg/hを超えた時点から、維持輸液量とは別に、細胞外液を、0.5×時間尿量(ml)/hで投与開始する。毎日のCRTN値を評価し、CRTNが2日連続で-0.05mg/dl未満しか変化しなくなるまでそれぞれ投与を続ける。CRRTは必要と判断されれば、状況に応じて使用する。評価期間は最初の10日間と、開始から30日後。 |
主要アウトカム評価項目 | 急性腎障害発見から30日間の腎機能、患者予後 |
副次アウトカム評価項目 | ICU入室期間、入院期間、RRT使用率 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | ICU入室患者でKDIGO AKI 1以上の患者 |
除外基準 | 透析患者 |
関連情報
研究費提供元 | 川崎医科大学総合医療センター |
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実施責任組織 | 川崎医科大学総合医療センター麻酔・集中治療医学 3 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 岡山市北区中山下2-6-1 |
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電話 | 086-225-2111 |
URL | |
mao893@aol.com |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。