UMIN試験ID UMIN000020826
最終情報更新日:2018年12月12日
登録日:2016年2月1日
内視鏡的大腸ポリープ切除術後の切除検体回収時のMultiple Polyp Catcher Tag(MPCT)の有用性:吸引回収不可能病変8-20mmポリープを含む多発大腸ポリープ切除部位診断の検討
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
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対象疾患 | 8-20mmの多発大腸ポリープ |
試験開始日(予定日) | 2015-11-20 |
目標症例数 | 100 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | 外科手術用の縫合糸(材質は外科手術用の縫合糸であり、元来腹腔内で臓器を結紮できるもので、大腸内では当然安全な材質といえる)を5~10mm程度のリング状に作成し(奥から、白、紫、黒、赤などと色分された縫合糸を使用し、色により一番目EMR,二番目EMR・・・と切除部位が正確にわかるように色分けしておく)、これを内視鏡鉗子口から大腸内に挿入し、各ポリープを切除前に、ポリープ近傍の正常粘膜にこのmultiple polyp catcher tag(以下MPCT)を、EMR局注後の膨隆部位に通常クリッピングでタグ付けし、切除されるポリープの正確な部位を把握する。 |
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介入2 | 通常のEMR |
主要アウトカム評価項目 | 切除部位と切除病変の一致率 |
副次アウトカム評価項目 | ①各症例における1つのポリープのMultiple polyp catcher tag (MPCT)による回収時間(Time MPCT: Tm) Tm={At-(ΣBti(i=1~n))- (ΣCti(i=1~n))}/Nt と、 1つのポリープのネット回収時間は(Time convention: Tc) Tc={A-(ΣBi(i=1~n))- (ΣCi(i=1~n))}/N の回収時間 ②内視鏡で一括切除できた病変の、2群間の無傷性・無分割性回収率 ③複数個のポリープの行方不明率 ④回収できたポリープの担癌率 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 大腸ポリープと診断された患者で、内視鏡的粘膜切除術(Endoscopic mucosal resection(EMR))にて病変の切除が予定されている患者を対象とする。内視鏡的に吸引回収できない8-20mmのポリープを2個以上含む患者. |
除外基準 | EMR適応外の大腸ポリープ:20mm以上、sm massive癌、外科的切除の適応 |
関連情報
研究費提供元 | 愛媛労災病院 |
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実施責任組織 | 香川大学 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 愛媛県新居浜市南小松原町13-27 |
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電話 | 0897-33-6191 |
URL | |
ijikachou@ehimerosai.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。