UMIN試験ID UMIN000020430
最終情報更新日:2016年4月7日
登録日:2016年1月4日
アストグラフ法と標準法によるメサコリン誘発気道収縮と誘発咳嗽の比較
基本情報
進捗状況 | 一般募集中 |
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対象疾患 | 咳喘息 |
試験開始日(予定日) | 2014-09-25 |
目標症例数 | 40 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | day1 標準法によるメサコリン吸入 day2 アストグラフ法によるメサコリン吸入 を行い,両者の咳嗽数を比較する メサコリンを生理食塩水で溶解し,0.039,0.078,0.156,0.312,0.625,1.25,2.5,5.0,10.0,20.0,40.0,80.0,160.0 mg/mlの2倍希釈系列を作成する. 標準法によるメサコリン吸入誘発咳嗽反応: 上記濃度のメサコリン溶液を低濃度より順次吸入する.各々の濃度のメサコリン吸入後に,部分および全フローボリュームカーブ,強制呼出曲線を測定し,部分フローボリュームカーブにおける気流の指標であるPEF40が基準値と比べて35%以上減少するまで吸入負荷を続ける.PEF40が35%減少したメサコリン濃度をPC35-PEF40とし,PC35-PEF40の閾値濃度のメサコリン吸入2分間および吸入後30分間に誘発された咳嗽数を測定する. アストグラフ法によるメサコリン吸入咳嗽誘発咳嗽反応: 3Hzオシレーション法により呼吸抵抗を測定しながら,上記濃度のメサコリン溶液を連続的に低濃度から各1分間ずつ吸入させ,呼吸抵抗が初期抵抗値の2倍に上昇した時点で吸入負荷を中止する.その後ただちに,全および部分フローボリュームカーブ,強制呼出曲線を測定する.FEV1が基準値の90%以下まで低下していなければ更に同濃度のメサコリンから吸入を再開する.呼吸抵抗が2倍かつFEV1が基準値の90%以下を満たした濃度のメサコリン吸入中および中止後30分間の咳嗽数を測定する. |
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主要アウトカム評価項目 | 標準法およびアストグラフ法を用いたメサコリン吸入負荷によって誘発された咳嗽数 |
副次アウトカム評価項目 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 年齢が20歳~29歳の男女 呼吸器疾患の既往、症状のない健常成人 本試験の参加に関して同意が文書で得られる者 |
除外基準 | 喘息など呼吸器疾患の既往、症状を有する患者 頻脈性不整脈を合併している患者 心不全を認める患者 その他担当医が不適当と判断した患者 |
関連情報
研究費提供元 | 金沢大学医薬保健研究域医学系 |
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実施責任組織 | 金沢大学医薬保健研究域医学系 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 石川県金沢市宝町13-1 |
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電話 | 076-265-2000 |
URL | |
hara0728@gmail.com |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。