UMIN試験ID UMIN000019822
最終情報更新日:2016年4月5日
登録日:2015年11月17日
スボレキサントによる片頭痛発作抑制効果
基本情報
進捗状況 | 限定募集中 |
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対象疾患 | 片頭痛 |
試験開始日(予定日) | 2015-03-01 |
目標症例数 | 80 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | 片頭痛患者で、不眠症を合併している患者に関して、不眠睡眠障害国際分類第2版に対してオレキシン受容体拮抗薬であるスボレキサント(ベルソムラ)を内服することにより、睡眠障害の改善及び片頭痛発作の改善を検討する。 本研究実施期間は5年間(2020年3月30日まで)で約80症例を目標とする。 投与観察期間は3カ月、投与量は、スボレキサント(ベルソムラ)添付文章に則り、65歳未満は20mg/day、65歳以上は15mg/dayとする。また、寝る前1回投与である。 |
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主要アウトカム評価項目 | 評価項目 ・スボレキサント(ベルソムラ)内服による不眠重症度(AthensスコアーおよびISI-J)、片頭痛重症度評価(HIT-6、MIDAS) 評価スケジュール ・スボレキサント(ベルソムラ)内服前の不眠重症度(AthensスコアーおよびISI-J)、片頭痛重症度評価(HIT-6、MIDAS) ・スボレキサント(ベルソムラ)内服後1週間目の不眠重症度(AthensスコアーおよびISI-J)、片頭痛重症度評価(HIT-6、MIDAS) ・スボレキサント(ベルソムラ)内服1か月後不眠重症度(AthensスコアーおよびISI-J)、片頭痛重症度評価(HIT-6、MIDAS) ・スボレキサント(ベルソムラ)内服3か月後不眠重症度(AthensスコアーおよびISI-J)、片頭痛重症度評価(HIT-6、MIDAS) |
副次アウトカム評価項目 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 片頭痛に関しては、国際頭痛学会が規定した国際頭痛分類第3版(ICHD-IIIβ)の診断基準に準じて診断した患者で、かつ不眠症を有している患者。 不眠症は、睡眠障害国際分類第2版の診断基準に準じて診断する |
除外基準 | 未成年の患者及びスボレキサント(ベルソムラ)服用により、重篤な副作用のでたことのある患者、スボレキサント(ベルソムラ)に過敏症のある患者。CYP3Aを強く阻害する薬剤(イトラコナゾール、クラリスロマイシンリトナビルなど)を内服している患者。スボレキサント(ベルソムラ)内服により、傾眠、頭痛、疲労症状が重篤な患者。また、本剤内服により報告されている重大な副作用(間質性肺炎、多汗症、動悸、悪夢、不整脈など)が出現したとき、さらに、患者より本研究の中止を申し出た場合には、速やかに本研究を中止とする。 また、スボレキサント(ベルソムラ)慎重投与の患者(ナルコレプシー又はカタレプシーのある患者、高齢者、重度の肝機能障害、重度の呼吸機能障害を有する)は本研究より除外する。 |
関連情報
研究費提供元 | 特別研究費 |
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実施責任組織 | 東海大学医学部 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 神奈川県伊勢原市下糟屋143 |
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電話 | 0463-93-1121 |
URL | |
enagata@is.icc.u-tokai.ac.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。