UMIN試験ID UMIN000014816
最終情報更新日:2016年4月7日
登録日:2014年8月11日
低フォスファターゼ症(HPP)患者を対象としたAsfotase Alfa(ALXN1215)(ヒト組換え組織非特異的アルカリフォスファターゼ融合蛋白)の安全性,有効性の検討を目的とした多施設共同治験
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
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対象疾患 | 低フォスファターゼ症 |
試験開始日(予定日) | 2014-08-11 |
目標症例数 | 20 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | 治験薬:Asfotase Alfa (ALXN1215) 用量:6mg/kg/週(週3回分割投与) |
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主要アウトカム評価項目 | Asfotase Alfa (ALXN1215)の反復皮下注射時の安全性 |
副次アウトカム評価項目 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 以下の「1」、「2」、「3」のいずれかの選択基準を満たし、かつ「4」の選択基準を満たさなければならない。 1. 本治験外でAsfotase Alfa (ALXN1215)をすでに投与している患者 2. 低ホスファターゼ症と診断されている患者 3. 以下に示した(1)~(6)の項目の全て若しくは一部を満たし、医師がHPPの可能性が高いと判断する患者: (1) 血清中総ALPが治験実施医療機関の施設基準値下限を下回っている。 (2) 胎児エコーにて 1)著明な四肢短縮(妊娠中後期におけるFL(大腿骨骨幹長)が-4SD以下) 2)骨幹端の拡大像(大腿骨骨幹端長/FL比>0.33) 3)頭蓋癆(プローブによる軽度の圧迫による頭蓋骨の変形) 4)胸郭低形成(胸郭周囲/腹囲比<0.6) (3) 胎児CTにて 1)全身の著明な骨化不全 2)長管骨の極端な短縮 3)胸郭低形成 (4) 以下の特徴を有するHPPのレントゲン画像所見を有する: 1)骨幹端のフレアおよび摩耗 2)重度かつ全身性の骨減少症 3)成長軟骨帯拡大 4)X線透過像または硬化の領域 (5) 以下のHPP関連所見に2項目以上当てはまる: 1)以下の既往歴または現病歴: ①出生後の非外傷性骨折 ②骨折治癒遅延 2)腎石灰沈着症または血清中カルシウム濃度上昇の既往 3)機能的な頭蓋骨縫合早期癒合症 4)呼吸器系の機能障害またはくる病性胸郭変形 5)ビタミンB6依存性けいれん発作 6)成長障害 7)乳歯の早期脱落 (6) 組織非特異的ALP遺伝子の変異が確認されている 4. 被験者本人もしくは代諾者から書面による同意取得が可能な患者 |
除外基準 | 以下の除外基準のいずれかに該当する患者は、本治験の登録から除外する: 1. ビタミンD欠乏によるくる病やHPP以外を原因とするくる病と診断される患者。 2. 血清CaとPが治験実施医療機関の施設基準値下限を下回る患者。 3. 妊娠している患者又は授乳中の患者。 4. 治験期間中に適切な避妊法を実施することができない、妊娠する可能性のある女性患者と男性患者 5. スクリーニング日以前2年以内にビスホスホネート製剤の治療歴がある患者。 6. Asfotase Alfa (ALXN1215)の成分に過敏症の既往歴を持つ患者。 7. 現在、HPP治療のための治験薬、医療機器または治療法(骨髄移植など)を使用する他の治験に参加している患者。 8. 自ら治験を実施する者の判断のもと、治験参加が不可能と判断される臨床的に重大な疾患がある患者。 |
関連情報
研究費提供元 | アレクシオンファーマ合同会社 |
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実施責任組織 | HPP study group |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 大阪府吹田市山田丘2-2 |
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電話 | 06-6879-3932 |
URL | |
hpp-studygp@ped.med.osaka-u.ac.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。