患者様やご家族など一般の方向け臨床・治癒情報サイト 臨床研究情報ポータルサイト

ENGLISH
×

情報をクリップできます

治験情報をこちらのホームページで一時的にクリップすることが出来ます。

UMIN試験ID UMIN000009928

最終情報更新日:2018年10月4日

登録日:2013年3月10日

局所進行頭頸部扁平上皮癌に対する導入化学療法(ドセタキセル+シスプラチン+セツキシマブ)と放射線療法およびセツキシマブ併用療法の第II相試験(CSPOR-HN 01:ECRIPS)

基本情報

進捗状況 試験終了
対象疾患頭頸部がん
試験開始日(予定日)2013-05-01
目標症例数55
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1Docetaxel+CDDP+Cetuximab→Cetuximab+RT
主要アウトカム評価項目治療完遂割合
副次アウトカム評価項目気管食道機能温存期間、奏効割合、局所無増悪生存期間、無増悪生存期間、全生存期間、安全性

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準1)原発巣が組織学的に扁平上皮癌と確認されている。 2)原発巣が中咽頭、下咽頭、喉頭のいずれかに存在する。病変部位の診断は、登録前4週以内に行う頭頸部内視鏡および頭頸部MRIにより総合的に判断する。 3)登録前4週以内に切除可能LA-SCCHNと診断されている。尚、切除可能LA-SCCHNの診断規準は後述する。 4)喉頭温存を希望している。 5)同意取得時の年齢が20歳以上75歳以下である。 6)PS(ECOG)が0または1である。 7)頭頸部癌に対する根治手術の既往がない。ただし、診断目的の頸部リンパ節生検術は行っていてもよい。 8)他のがん種も含め放射線治療、化学療法、内分泌治療のいずれの既往もない。 9)主要な臓器機能が保持されている。 (登録前14日以内の検査値にて以下のすべての条件を満たす) ①好中球数≧ 2,000/mm3 ②血小板数≧10×104/mm3 ③ヘモグロビン≧10g/dL ④クレアチニン・クリアランス推定値(Ccr)≧60mL/min (Ccr はCockcroft-Gault の式による計算式を用いる) ⑤AST≦100 IU/L ⑥ALT≦100 IU/L ⑦総ビリルビン≦1.5mg/dL 10)HBsAgが陰性である 11)Stage III又はIV(UICC TNM分類第7版) 12)測定可能病変を少なくとも一つ有する。(RECIST ver.1.1) 13)試験参加について患者本人より文書による同意が得られている。
除外基準1)遠隔転移を有する。 2)術後療法として本放射線治療の実施を考慮している。 3)妊婦又は授乳婦である。 4)過去に、セツキシマブ又はマウス由来モノクローナル抗体(キメラ型抗体を含む)による治療を受けたことがある。又は本剤の成分に対し重篤な過敏症の既往歴がある。 5)医学的又は精神的状態より、本試験の完遂又は適切な文書同意が困難と判断される(薬物の乱用を含む)。 6)コントロール不良な糖尿病、悪性高血圧、又は肝不全を有する。 7)肺線維症、急性肺障害、又は間質性肺炎を有する、あるいはその既往を有する。 8)活動性の感染症(経静脈的な抗生物質、抗菌剤、抗真菌剤、抗ウィルス剤の投与が必要である)を有する。又はHIV感染が認められている。 9)臨床的に認められる冠状動脈疾患、登録前12ヵ月以内の心筋梗塞の既往、コントロール不良の不整脈、コントロール不良の心機能不全である。 10)切開排膿が必要な歯科的処置を要する。 11)登録前3年以内に活動性の重複癌の既往を有する患者(但し、以下の重複癌については3年以内に病変が認められていても除外しない:悪性黒色腫以外の皮膚癌、子宮頸部上皮内癌、及び消化器粘膜内癌)。 12)その他、医師が登録に不適当と判断される。

関連情報

問い合わせ窓口

住所〒169-0051東京都新宿区西早稲田1-1-7
電話03-5287-2636
URL
E-mailinfo@csp.or.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。