UMIN試験ID UMIN000009437
最終情報更新日:2019年2月27日
登録日:2012年12月3日
再発転移唾液腺癌症例に対する薬物療法の研究
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
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対象疾患 | HER2またはandrogen receptor陽性再発転移唾液腺癌 |
試験開始日(予定日) | 2012-04-19 |
目標症例数 | 30 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | HER2陽性症例に対して; ドセタキセル: 70mg/m2, div, day 1 トラスツズマブ: 8mg/kg(初回)→6mg/kg(day 1)3週ごとに投与。 androgen receptor陽性症例に対して; ビカルタミド80mg内服、Day1から毎日 リュープロレリン11.25mg皮下注 12週毎。 |
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主要アウトカム評価項目 | 奏効率 安全性 |
副次アウトカム評価項目 | 無増悪生存期間 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | <ドセタキセル/トラスツズマブ療法> ①組織学的に唾液腺癌と診断された症例。②原発巣あるいは対象病変組織において免疫組織化学的方法によりHER 2蛋白スコア3+の症例、および、FISH法によりHER2遺伝子の増幅が確認された症例。③performance statusが0-2の症例。④3か月以上の生存が期待できる症例。⑤前治療を有する場合は前治療の最終投与から2週間以上経過している症例。⑥画像診断などの客観的検査により、計測可能病変(10㎜以上)を有する症例。⑦主要臓器の機能が十分に保持されており、以下の基準を満たす症例。ヘモグロビン9.0g/dL以上、白血球数4,000/mm3以上12,000/mm3以下、好中球数2,000/mm3以上、血小板数10万/mm3以上、血清総ビリルビン値1.5mg/dL未満、AST/ALT施設基準値上限の1.5倍以下またはALP施設基準値上限の2.5倍以下、血清クレアチニン値施設基準値上限の1.5倍以下。⑧本試験の説明を十分に受け、本人の文書による同意を得られた症例 <MAB> トラスツズマブ・ドセタキセル併用療法が適応外または無効の症例、かつ、以下の基準を満たす症例を対象とする。①組織学的に唾液腺癌と診断された症例。②原発巣あるいは対象病変の唾液腺癌・涙腺癌組織においてIHC法によりアンドロゲン受容体蛋白の発現が確認された症例。③performance statusが0-2の症例。④登録時に20歳以上75歳未満の症例。⑤3か月以上の生存が期待できる症例。⑥前治療を有する場合は前治療の最終投与から2週間以上経過している症例。⑦画像診断などの客観的検査により、計測可能病変(10㎜以上)を有する症例。⑧主要臓器の機能が十分に保持されており、以下の基準を満たす症例。ヘモグロビン9.0g/dl以上、白血球数3,000/mm3以上12,000/mm3以下、好中球数2,000/mm3以上、血小板数7.5万/mm3以上、血清総ビリルビン値施設基準値上限以下、ASTおよびALT 1001U/1未満、血清クレアチニン値施設基準値上限の1.5倍以下。⑨本試験の説明を十分に受け、本人の文書による同意を得られた症例 |
除外基準 | <ドセタキセル/トラスツズマブ療法> ①anthracycline系薬剤投与歴のある症例の場合、doxorubicinに換算して360 mg/m2を超えて投与された症例。②本治療に支障を来す恐れのある薬剤アレルギーの既往のある症例。③ポリソルベート80含有製剤に対して過敏症のある症例。④コントロールできない重篤な合併症のある症例。⑤活動性の重複癌を有する症例。⑥以前にトラスツズマブ、ドセタキセルの投与を受けたことのある症例。⑦心筋梗塞の既往、臨床上問題となる心臓血管系疾患、心エコー図により左室駆出率(LVEF)が50%未満または施設基準値上限以下、NYHA分類がII、III、IV度といった循環器系疾患を有する症例。⑧発熱を伴った感染の疑いのある症例。⑨運動麻痺あるいは末梢神経障害のある症例。⑩治療を要する胸水、または心嚢液貯留のある症例。⑪症状を有する脳転移のある症例。⑫Grade2以上の浮腫の症例。⑬間質性肺炎あるいは肺線維症のある症例。⑭精神疾患の既往、または治療中の症例。⑮妊娠または妊娠している可能性のある症例。⑯その他、試験担当医師が不適切と判断した症例。 <MAB> ①本治療に支障を来す恐れのある薬剤アレルギーの既往のある症例。②コントロールできない重篤な合併症のある症例。③活動性の重複癌を有する症例。④以前にビカルタミド、リュープロレリンの投与を受けたことのある症例。⑤発熱を伴った感染の疑いのある症例。⑥運動麻痺あるいは末梢神経障害のある症例。⑦治療を要する胸水、または心嚢液貯留のある症例。⑧Grade 2以上の浮腫の症例。⑨間質性肺炎あるいは肺線維症のある症例。⑩精神疾患の既往、または治療中の症例。⑪妊娠または妊娠している可能性のある症例。⑫その他、試験担当医師が不適切と判断した症例。 |
関連情報
研究費提供元 | 科学技術振興機構科学研究費助成事業 |
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実施責任組織 | 国際医療福祉大学三田病院 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 東京都港区三田1-4-3 |
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電話 | 03-3451-8121 |
URL | |
ytada@iuhw.ac.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。