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UMIN試験ID UMIN000006838

最終情報更新日:2020年3月27日

登録日:2011年12月6日

HER2陽性の進行・再発乳癌患者に対するアブラキサン+トラスツズマブ±ペルツズマブ併用の第II相臨床試験

基本情報

進捗状況 試験終了
対象疾患進行、再発乳がん
試験開始日(予定日)2011-09-01
目標症例数25
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1アブラキサンは260mg/㎡を3週間隔で、トラスツズマブ±ペルツズマブは、毎週あるいは3週間隔で投与する。3週毎投与法の場合は、初回8mg/kg、2回目以降は6mg/kg、毎週投与法の場合は、初回4mg/kg、2回目以降は2mg/kgを毎週投与する。上記の併用療法を3週1コースとして施行し、増悪が認められるまで繰り返す。 なお、主治医の判断により、パージェタとの併用も許容する。
主要アウトカム評価項目奏効割合
副次アウトカム評価項目安全性、無増悪生存期間、全生存期間

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別2
選択基準1) 組織学的または細胞学的に乳癌と診断された症例 2) 測定可能病変を有する症例 3) 年齢20歳以上75歳未満の女性 4) 原発巣または転移巣においてHER2過剰発現(IHCにおいて3+、もしくはFISHで陽性)と診断されている症例(HER2 過剰発現については別添のチャートに従い選択する) 5) 前治療(外科手術、放射線療法)が施行されている場合は、終了後3週間以上経過している症例(ただし、ホルモン剤の前治療は、2週間以上経過していれば登録可とする) 6) Performance status: 0~1(ECOG分類)の症例。ただし、癌に起因する症状を除く 7) 心エコーまたはMUGA によりLVEF値が適正(>50%)と判定された症例 8) 以下のすべてを満たす主要臓器機能が保持されている症例 ・白血球数: 4,000 /mm3以上 ・好中球数: 2,000 /mm3以上 ・血小板数: 100,000 /mm3以上 ・ヘモグロビン量: 9.0 g/dL以上 ・AST(GOT): 施設基準値上限×2.5倍 以下 ・ALT(GPT): 施設基準値上限×2.5倍 以下 ・総ビリルビン: 1.5mg/dL以下 ・血清クレアチニン: 1.5mg/dL以下 9) 3ヶ月以上の生存が期待される症例 10) 病名告知を受けた本人より文書にて同意が得られた症例
除外基準1) パクリタキセル、トラスツズマブ、パージェタ投与禁忌の症例. 2) 重篤な薬剤過敏症歴を有する症例. 3) 妊娠または授乳中の症例. 4) 活動性の重複癌を有する症例. 5) 広汎な肝転移または呼吸困難を伴うリンパ管性肺転移がある症例. 6) 症状のある脳転移が確認されている症例. 7) コントロール不良の高血圧、狭心症、うっ血性心不全および過去1年以内に発症している心筋梗塞症例、治療を要する不整脈症例. 8) インスリンで治療中またはコントロール不良の糖尿病症例. 9) 肺線維症または間質性肺炎の症例. 10) 安静時呼吸困難(肺転移、循環器疾患等による)のある症例. 11) 処置を要する胸水、腹水、または心嚢液を有する症例. 12) 発熱を有し感染症の疑われる症例. 13) HBs抗原陽性の症例. 14) その他、主治医が不適当と判断した症例.

関連情報

問い合わせ窓口

住所Mukogawa 1-1
電話0798-45-6374
URL
E-mailymiyoshi@hyo-med.ac.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。