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UMIN試験ID UMIN000006304

最終情報更新日:2016年4月7日

登録日:2011年10月1日

KRAS野生型の直腸癌局所進行・再発症例に対するTS-1 / Oxaliplatin / Cetuximab / Radiation 併用療法第Ⅰ/Ⅱ相試験

基本情報

進捗状況 一般募集中
対象疾患進行・再発直腸癌
試験開始日(予定日)2011-10-01
目標症例数31
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1KRAS野生型の直腸癌局所進行・再発症例を対象としてTS-1+Oxaliplatin+Cetuximab+Radiation併用療法を実施する。 照射は1.8 Gy/day、5回(5週)の分画照射とし、総線量45 Gyとする。 TS-1(80-120mg/日)を5日間投与し、2日間休薬で、1-5、8-12、22-26、29-33日目に投与する。 Oxaliplatinをday1、day22に投与を行う。投与量はlevel 0, 1, 2, 3でそれぞれ60、75、100、130 mg/dayと設定する。 Cetuximab (初回400 mg/m2、以降250 mg/m2)をday1、day8、day15、day22、day29に投与する。
主要アウトカム評価項目Phase Ⅰ:最大耐用量および推奨用量の評価 Phase Ⅱ: pCR率
副次アウトカム評価項目

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準1) 病理組織学的に直腸癌であることが確認された症例 2) 局所進行・再発直腸癌と診断された症例(手術適応の有無は問わない) 3) 腫瘍組織においてKRAS野生型(codon12,13)が確認されている症例。 4) 前治療終了時から試験治療開始日までに4週間以上の無治療期間を有する症例 5) 登録時の年齢が20歳以上の症例 6) Performance Status(ECOG)が0~1である症例 7) 試験治療開始日より3ヶ月以上の生存が期待される症例 8) 登録前14 日以内の検査により、主要臓器機能が保持されている症例 ①白血球数: 4,000 /mm3以上かつ12,000 /mm3未満 ②好中球数:2,000 /mm3以上 ③血小板数:100,000 /mm3以上 ④ヘモグロビン:9.0 g/dL以上 ⑤AST(GOT)・ALT(GPT):100 IU/L以下(肝転移症例は150 IU/L以下) ⑥総ビリルビン:2.0 mg/dL以下 ⑦クレアチニンクリアランス: 60 mL/min以上 9) 経口摂取が可能な症例 10) 本人から文書による同意が得られた症例
除外基準1) 活動性の重複癌を有する症例、または異時性であっても無治療かつ無病期間が5年に満たない症例(ただし、上皮内癌および皮膚癌は除く) 2) 病巣に対し術後照射を含む放射線治療歴がある症例 3) 重篤な薬剤過敏症の既往歴を有する症例 4) フルシトシンを投与中の症例 5) 機能障害を伴う重度の感覚異常又は知覚不全のある症例 6) 症状のある脳転移を有する症例 7) 腸管麻痺、腸閉塞を有する症例 8) 治療を要する胸水・腹水を有する症例 9) 38.0℃以上の発熱を伴う感染症を有する症例 10) 下痢(水様便)を呈する症例 11) 重篤な合併症(間質性肺炎または肺線維症、心不全、心筋梗塞、狭心症、腎不全、肝不全、肝硬変、黄疸、コントロール困難な糖尿病など)を有する症例 12) 妊娠の可能性(意思)のある女性、妊婦または授乳婦、避妊する意思のない症例 13) その他、試験担当医師が本試験の対象として不適当と判断した症例

関連情報

問い合わせ窓口

住所大阪府吹田市山田丘2-2-E2
電話06-6879-3251
URL
E-mailtmizushima@gesurg.med.osaka-u.ac.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。