UMIN試験ID UMIN000006020
最終情報更新日:2019年1月27日
登録日:2011年7月22日
原発性乳癌に対する術前EC followed by weekly Nab-paclitaxel のPhaseⅡ試験
基本情報
進捗状況 | 試験中止 |
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対象疾患 | 乳癌 |
試験開始日(予定日) | 2011-08-01 |
目標症例数 | 50 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | EC療法×4コース(計12週)、weekly nab-paclitaxel 療法×4コース(計16週)施行後、外科的切除を行う。 【EC療法】 1日目にEpi-ADM 90mg/m2、CPA 600mg/m2投与し、3週間毎に4コース繰り返す。 【weekly nab-paclitaxel療法】 1日目に150mg/m2投与し、週1回投与を3週間連続で繰り返して1週間休薬する。これを1コースとして4コース繰り返す。 |
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主要アウトカム評価項目 | 病理学的完全奏効割合(pCR率) |
副次アウトカム評価項目 | 有害事象頻度 臨床的奏効割合 組織学的治療効果 乳房温存手術施行割合 治療完遂割合 SPARCの発現割合 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 2 |
選択基準 | 1)組織学的に乳癌であることが確認された女性。 2)臨床病期T1c-3, N0/M0もしくはT1-3, N1/M0の症例 3)測定可能病変を有する症例 4)年齢が20歳以上の症例 5)前治療として、手術療法、放射線療法、化学療法、内分泌療法が施行されていない症例 6)主要臓器(骨髄、肝、腎など)機能に高度の障害がなく、以下の臨床検査値基準をすべて満たす症例(登録前2週間以内の検査値とする。) ヘモグロビン 8.0g/dL以上 白血球数 3,000~12,000/mm3 好中球数 1,500/ mm3以上 血小板数 7.5×104/mm3以上 総ビリルビン 施設基準値上限×3倍以内 AST(GOT) 施設基準値上限×3倍以内 ALT(GPT) 施設基準値上限×3倍以内 クレアチニン 施設基準値以内 7)PS(ECOG)0-2の症例 8)本試験の参加について,被験者本人の自由意思による同意が文書にて得られている症例 |
除外基準 | 1)重篤な薬物過敏症の既往歴がある症例 2)Her2強陽性の症例(IHC染色にて3+、もしくは2+かつFISH陽性) 3)活動性の重複癌を有する症例 4)治療の実施に支障を来すと判断される感染症、下痢、腸管麻痺、腸閉塞、コントロール不良の糖尿病、コントロール不良の狭心症および6ヶ月以内の心筋梗塞、心不全、その他重篤な合併症が認められる症例 5)脳転移によりその症状を有する症例 6)臨床上問題となる精神疾患を有する症例 7)消化管の新鮮出血症例で過去2週以内に輸血が行われた症例 8)重篤な骨髄抑制、腎障害、肝障害のある症例 9)高度な胸水、腹水貯留症例 10)登録時に水様下痢のある症例 11)感染症を合併している、もしくは発熱を有し感染症の疑われる症例 12)Nab-paclitaxel又はパクリタキセル、アルブミンに対し過敏症の既往歴のある症例 13)妊婦又は妊娠している可能性のある症例 14)その他、担当医師が対象として不適当と判断した症例 |
関連情報
研究費提供元 | 無しなし |
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実施責任組織 | 東海大学医学部 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 〒259-1193 神奈川県伊勢原市下糟屋143 |
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電話 | +81-463-93-1121 |
URL | |
luke-szk@is.icc.u-tokai.ac.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。