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UMIN試験ID UMIN000005876

最終情報更新日:2021年8月16日

登録日:2011年7月1日

根治切除不能HER2陽性進行・再発胃癌に対するTS-1+CDDP+Trastuzumab併用療法の第II相臨床試験

基本情報

進捗状況 試験中止
対象疾患根治切除不能HER2陽性胃癌
試験開始日(予定日)2011-07-01
目標症例数20
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1・TS-1は80mg/m2/day、分2経口投与(朝夕食後)にて2週間投与し、1週間休薬する。CDDPは20mg/m2/day、day1,8に点滴静注する。 ・ハーセプチンは、初回投与時は8mg/kg(体重)を、2回目以降は6mg/kgを点滴静注する。 ・以上を3週を1コースとして投与を繰り返す。
主要アウトカム評価項目奏功割合
副次アウトカム評価項目無憎悪生存期間、全生存期間、治療奏功期間並びに有害事象

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準1)病理組織学的に胃癌であることが確認された症例。 2)手術不能または再発胃癌の症例。 3)HER2過剰発現が確認されている症例(IHC 3+、IHC 2+かつFISH陽性)。 4)登録前28日以内に測定可能病変を有する症例。 5)前治療(放射線療法、化学療法、ホルモン療法等)が実施されていない症例。ただし、術前化学療法あるいは術後補助化学療法終了後24週以上経過した症例は可とする。 6)Performance status:0, 1(ECOG scale)の症例。 7)年齢が登録時に20歳以上、75歳以下の症例。 8)明らかな腹膜転移の所見がない症例 ・臨床的に腸閉塞の所見を認めない ・中等度以上(骨盤腔をこえる)の腹水を有さない ・注腸を実施した場合、明らかな腸管の狭窄を有さない 9)経口摂取が可能な症例。 10)主要臓器に高度な障害がなく、下記の規準が満たされている症例。 ・白血球数:3,500/mm3以上、12,000/mm3未満 ・好中球数:2,000/mm3以上 ・ヘモグロビン:9.0 g/dl以上 ・血小板数:100,000/mm3以上 ・総ビリルビン:1.5 mg/dL以下 ・AST、ALT:施設基準値上限の2.5倍以内。ただし、肝転移による肝機能異常が疑われる場合は、上限値の5倍以下とする。 ・クレアチニン:施設基準値上限以内 ・クレアチニンクリアランス:60ml/min以上 [Cockcroft-Gault式の推定値] 男性Ccr = 体重×(140-年齢)/(72×クレアチニン) 女性Ccr = 体重×(140-年齢)/(72×クレアチニン)×0.85 11)心エコー等の心機能検査によりLVEF値が適正(>50%)と判定された症例 12)試験参加について患者本人から文書で同意が得られている症例
除外基準1)重篤な薬剤過敏症の既往歴のある症例 2)フルシトシン、フェニトイン、ワルファリンカリウムの継続使用が必要な症例 3)38.0℃以上の発熱をともなう感染症を有する症例 4)重篤な合併症(間質性肺炎、肺線維症、コントロール困難な糖尿病、腎不全、肝不全など)を有する症例 5)下痢(1日4回以上または水様便)のある症例 6)症状緩和のために穿刺が必要と考えられる胸、腹水の貯留例 7)以下の心疾患の既往または合併 うっ血性心不全,心筋梗塞の既往 治療を要する虚血性心疾患,不整脈,弁膜症の合併 8)コントロール不良な高血圧の合併 9)同時性重複癌または無病期間が5年以内の異時性重複癌を有する症例。ただし治療により治癒と判断される上皮内癌、胃癌m癌分化型腺癌、および皮膚癌は活動性の重複癌に含めない。 10)妊娠の可能性あるいは意思のある女性、妊婦または授乳婦 11)挙児希望のある男性 12)その他、担当医師が対象として不適当と判断した症例

関連情報

問い合わせ窓口

住所東京都大田区大森西6-11-1
電話03-3762-4151
URL
E-maily-kikuchi@med.toho-u.ac.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。