UMIN試験ID UMIN000005810
最終情報更新日:2016年4月5日
登録日:2011年7月1日
ざ瘡治療におけるアクアチムクリームとディフェリンゲルの併用効果に関する臨床研究-多施設共同、二群間比較試験-
基本情報
進捗状況 | 募集前 |
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対象疾患 | 12歳以上の尋常性ざ瘡患者 (中等症および重症患者) |
試験開始日(予定日) | 2011-07-01 |
目標症例数 | 6 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | 1.研究デザイン 多施設共同、封筒法による無作為化、2群間比較研究 |
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介入2 | 1.研究デザイン 多施設共同、封筒法による無作為化、2群間比較研究 2.目標人数:6名 3.使用する薬剤 薬剤投与は保険診療に基づく通常の処方とする。 A.ディフェリンゲル0.1% B.アクアチムクリーム1%+ディフェリンゲル0.1%併用群 4.外用塗布方法 A. ディフェリンゲル0.1%単独群 就寝前、洗顔後にディフェリンゲル0.1%を患部に単独塗布。 B. アクアチムクリーム1%+ディフェリンゲル0.1%併用群 朝、洗顔後、アクアチムクリーム1%を患部に単独塗布。就寝前は洗顔後にディフェリンゲル0.1%を患部に塗布し、その後にアクアチムクリーム1%を患部に塗布。 5.観察期間:12週間(外用開始日、2、4、8,12週間後、中止時に来院) 6.評価項目 1)顔面片側において目視による炎症性皮疹の算定 2)写真画像による判定(実施可能施設のみ) 3)皮膚所見の観察 炎症性皮疹の減少率は、75%以上の減少率=非常に優れている、50to<75%の減少率=優れている、25to<50%=普通、<25%以下の減少率もしくは基準値より悪化した場合=よくないの4段階で評価する。各観察日にはそれぞれ皮膚所見の程度(紅斑、鱗屑、乾燥、灼熱感、掻痒感)を4段階(なし、軽度、中等度、重度)で評価する。 4)塗布状況は問診によって実施 5)細菌学的調査(実施可能施設のみ) 6)患者意識調査 試験薬に対する使用薬として、あかみ、かさかさ感、ほてり感、ひりひり感、かゆみについて自己申告方式で5段階(とても感じる、感じる、やや感じる、わずかに感じる、全く感じない)で調査する。 7)最終評価 最終観察評価日に、著効、有効、やや有効、無効、悪化、判定不能の5段階で評価。 |
主要アウトカム評価項目 | 炎症性皮疹数の減少率を見る。 炎症性皮疹数の算定(目視)と写真判定 (顔面片側撮影、ただし撮影箇所は固定) |
副次アウトカム評価項目 | 皮膚症状(紅斑、鱗屑、乾燥、灼熱感、そう痒感の4段階) 患者意識調査(あかみ、かさかさ、ほてり、ひりひり、かゆみの5段階) 塗布状況(問診) 細菌学的検査 安全性(有害事象の調査) |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 12歳以上の尋常性ざ瘡患者 (中等度から重症度) |
除外基準 | 集簇ざ瘡、電撃性ざ瘡、続発性ざ瘡、最重症ざ瘡、軽症ざ瘡の患者 他に皮膚疾患のために内服薬を使用中の患者 妊婦または妊娠している可能性のある患者、および妊娠を希望している患者 評価に影響を与えるようなひげを生やしている患者 |
関連情報
研究費提供元 | ユックムス株式会社 |
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実施責任組織 | 浜松医科大学 皮膚科 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 和歌山県和歌山市紀三井寺811-1 |
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電話 | |
URL | |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。