UMIN試験ID UMIN000005760
最終情報更新日:2018年9月5日
登録日:2011年7月1日
固形がん患者の呼吸困難に対するオキシコドンとモルヒネの有効性に関する無作為化比較研究
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
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対象疾患 | がん患者の呼吸困難 |
試験開始日(予定日) | 2012-08-01 |
目標症例数 | 100 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | オキシコドン速放製剤 |
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介入2 | モルヒネ速放製剤 |
主要アウトカム評価項目 | 試験薬投与60分後における呼吸困難強度NRSの減少度 |
副次アウトカム評価項目 | (1) 各群における試験薬投与直前と120分後における呼吸困難強度NRSの減少度 (2) 各群における試験薬投与直前と60分後・120分後の呼吸困難NRS値が1以上低下した症例の割合 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | (1)試験参加について文書同意が得られている (2)入院中もしくは外来通院中 (3)局所進行もしくは転移性病変が臨床的に証明されている患者 (4)疼痛に対しオキシコドン徐放性製剤 20-200mg/日が定期的に投与されている (5)臨床的に意識清明 (6)安静時 NRS≧3の呼吸困難を有する 低酸素症を合併している場合は、酸素投与を行ない、呼吸不全が改善した状態(SpO2>90%)でもなお呼吸困難(NRS≧3)を有する (7)動脈血酸素飽和度(SpO2)> 90% の患者 (8)ECOG PS 0~3の患者 |
除外基準 | (1)呼吸困難の原因が貧血であると臨床的に判断される患者 (2)急性呼吸不全症状を有する患者 (3)非代償性心不全症状を有する患者 (4)肝機能障害: ASTもしくはALTが正常上限値の5倍以上、または、総ビリルビン値 ≧2mg/dl以上の患者 (5)腎機能障害: Crが正常上限値の2倍以上を示す腎機能低下を有する患者 (6)細菌性性腸炎の患者 (7)NRS5以上の疼痛が存在し、24時間以内にオピオイドの増量が計画されている患者 (8)全身状態の悪い患者(予後が臨床的に一か月未満と予測される患者) (9)アヘンアルカロイドに対し過敏症の患者 (10)試験薬投与前9時間以内に疼痛に対してオピオイドレスキュー薬を使用した患者 (11)試験薬投与前24時間以内に疼痛以外の症状に対してオピオイド製剤を使用した患者 (12)以前に呼吸困難に対してオピオイドレスキューを使用した既往がある患者 (13)定時投与薬として、コデイン、モルヒネ、フェンタニル、トラマドール、またはブプレノルフィンが投与されている患者 (14)その他、本試験の対象として担当医師が不適当と判断した患者 |
関連情報
研究費提供元 | 日本緩和医療学会 |
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実施責任組織 | 大阪大学 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 兵庫県神戸市中央区楠町7-5-1 |
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電話 | 078-382-6531 |
URL | |
ikagoro@pop06.odn.ne.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。