UMIN試験ID UMIN000005693
最終情報更新日:2023年2月21日
登録日:2011年6月1日
大腸癌肺転移切除後患者を対象としたフルオロウラシル/l-ロイコボリンとオキサリプラチン併用補助化学療法(mFOLFOX6)の第Ⅱ相臨床試験
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
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対象疾患 | 大腸癌 |
試験開始日(予定日) | 2011-07-11 |
目標症例数 | 100 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | フルオロウラシル/l-ロイコボリンとオキサリプラチン併用補助化学療法(mFOLFOX6) |
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主要アウトカム評価項目 | 5年生存割合 |
副次アウトカム評価項目 | 無病生存期間,安全性,再発形式 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 1)肺転移を有する大腸癌患者に対して癌遺残R0の切除が行われている. すなわち原発巣・肺転移・肺転移以外の遠隔転移巣の全ての病変において癌遺残R0の切除が行われている. 2)肺転移に対する初回切除例である(計画された2期的切除を含む). 3)肺転移切除後の病理所見により以下を満たす i)組織学的に腺癌であることが確認されている. ii)肺転移の個数は4個以下である. iii)肺内・肺門・縦隔リンパ節の郭清が施行された場合は,郭清されたリンパ節に転移を認めない. 4)肺転移切除後,70 日以内である.(10 週前の同一曜日の手術は許容する) 5)化学療法の既往がない i)「原発巣を含め今回対象とする肺転移以外の病巣」に対する手術が先行した場合,その手術後の補助化学療法としてのFU系薬剤の使用は許容する. ii)FU系薬剤が使用されている場合,すべての再発はFU系薬剤最終投与から180日以上経過していること. 6)登録前直近のCT検査*1(胸部・腹部・骨盤*2)にて術後の再発を認めない. *1 スライス厚5mm以下の造影CTを原則とする.腹部・骨盤部はMRIも許容する. *2 直腸ないし直腸S状部の病変を切除した症例の場合は骨盤部の検査も必須とする. 7)同意取得時の年齢が20歳以上,75歳以下. 8)ECOG performance status (PS)が0-1の症例. 9)主要臓器機能について,以下の基準を満たしている.(登録日から7日以内のデータで直近のものを登録に用いる.1週前の同一曜日のデータは可) i)白血球数:3000/mm3以上,かつ12000/mm3以下 ii)血小板数:10.0´104/mm3以上 iii)ヘモグロビン:9.0 g/dL以上 iv)総ビリルビン:1.5 mg/dL以下 v)AST,ALT:100 IU/L以下 vi)クレアチニン:1.5 mg/dL以下 10)本人より文書での同意が得られている. |
除外基準 | 1)5-FU系薬剤(5-FU,UFT,capecitabine,doxifluridine,tegafur,S-1)による化学療法施行時(LV併用可)に有害事象により治療中止となった症例. 2)無病期間が5年未満の重複がん※を有する症例 3)登録前14日以内に輸血,G-CSF製剤などの造血因子製剤の投与を受けている症例 4)重篤な合併症を有する症例. i)消化管の通過障害 ii)コントロール不良の心疾患 iii)胸部CT上,広範かつ重症の,肺線維症,間質性肺炎,COPD iv)コントロール不良の高血圧 v)コントロール不良の糖尿病 vi)活動性の消化管潰瘍 vii)コントロール不能な下痢(十分な治療下で日常生活に支障のある下痢)を有する症例 viii)出血傾向 ix)HIV感染症 x)処置を要する局所または全身性の活動性感染症を有する症例 5)継続的なステロイドの全身投与が必要な症例. 6)末梢神経障害を有する症例(末梢神経障害 Grade1以上). 7)重篤な過敏症の既往を有する症例. 8)HBs抗原陽性の症例. 9)臨床上問題となる精神障害を有する症例. 10)妊婦,授乳婦,現在妊娠している可能性がある女性,または避妊する意志のない女性,および挙児を希望する男性. 11)フルシトシン(アンチコル® ),フェニトイン(アレビアチン® ,ヒダントール®,フェニトインN®),ワルファリンカリウム(ワーファリン®)の継続使用が必要である. 12)その他,担当医師が不適当と判断した症例 |
関連情報
研究費提供元 | なし |
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実施責任組織 | 西日本がん研究機構 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 〒556-0016 大阪府大阪市浪速区元町1-5-7 ナンバプラザビル3階304号 |
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電話 | 06-6633-7400 |
URL | |
datacenter@wjog.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。