UMIN試験ID UMIN000005615
最終情報更新日:2016年4月7日
登録日:2011年5月17日
歯科治療時の日帰り麻酔にAOPとTIVAを用いた場合の患者ストレス度と回復状態に関する比較試験
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
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対象疾患 | 歯科治療を受ける精神発達遅滞および自閉症患者 |
試験開始日(予定日) | 2011-05-01 |
目標症例数 | 50 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | AOP群 セボフルレンによる緩徐導入を行い、静脈路確保後はセボフルレンを中止しプロポフォール2mg/㎏投与、その後10㎎/㎏/h持続投与、ロクロニウム0.6mg/㎏を投与して筋弛緩が奏功しBIS60以下となった時点で挿管する。 挿管後は空気2l/分、酸素1l/分、プロポフォールをBIS値が40-60の間を保つように投与する。ロクロニウムの追加投与は原則として行わない(体動発現時には0.1~0.2mg/kgを投与する)。術者が必要と判断すれば局所に1/80.000アドレナリン含有2%リドカインを投与する。 データ採取期間は2011年5月より2013年4月まで、解析終了は2013年8月 |
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介入2 | TIVA群 セボフルレンによる緩徐導入を行い、静脈路確保後はセボフルレンを中止しプロポフォール2mg/㎏、レミフェンタニルを0.5γで開始する。ロクロニウム0.6mg/㎏とプロポフォール10㎎/㎏/hを投与して筋弛緩が奏功しBIS60以下となった時点で挿管する。 挿管後は空気2l/分、酸素1l/分、レミフェンタニル0.2γで開始し、プロポフォールはBIS値が40-60の間を保つように投与する。レミフェンタニル投与量は循環動態を指標に調整する。ロクロニウムの追加投与は原則として行わない(体動発現時には0.1~0.2mg/kgを投与する)。術者が必要と判断すれば局所にアドレナリン含有2%リドカインを投与する。 データ採取期間は2011年5月より2013年4月まで、解析終了は2013年8月 |
主要アウトカム評価項目 | 唾液アミラーゼ活性 帰宅許可時間 |
副次アウトカム評価項目 | 心拍変動解析 PONVの出現率 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | ASA1~2の全身麻酔下歯科治療を受ける発達遅滞、自閉症患者 |
除外基準 | 体重10kg未満の患者 NYHAⅡ度以上の心疾患を有する患者 向精神薬の投与を受けている患者 薬物過敏症の既往歴を有する患者 保護者が本研究に同意しない患者 |
関連情報
研究費提供元 | 日本歯科大学 |
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実施責任組織 | 日本歯科大学 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 東京都千代田区富士見1-9-20 |
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電話 | 03-3261-8311 |
URL | |
katsu.sunada@nifty.com |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。