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UMIN試験ID UMIN000005594

最終情報更新日:2021年5月25日

登録日:2011年5月18日

大腸癌術後補助化学療法におけるUFT/LV療法の服用方法に関する検討(分3投与 vs 分2投与)

基本情報

進捗状況 試験終了
対象疾患大腸癌
試験開始日(予定日)2011-07-01
目標症例数380
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1A群(分3投与群) UFTは、テガフール300~600mg相当量(300 mg/m2/day)を1日3回に分けて、食事の前後1時間を避けて約8時間の間隔を空けて経口投与する。LV(ホリナートカルシウム錠)は、75 mgを1日3回に分けて、UFTと同時に経口投与する。これを28日間投与7日間休薬するスケジュールを繰り返す。35日間を1コースとして、計5コース治療を行う。
介入2B群(分2投与群) UFTは、テガフール300~600mg相当量(300 mg/m2/day)を1日2回に分けて、食事の前後1時間を避けて経口投与する。LV(ホリナートカルシウム錠)は、50 mgを1日2回に分けて、UFTと同時に経口投与する。これを28日間投与7日間休薬するスケジュールを繰り返す。 35日間を1コースとして、計5コース治療を行う。
主要アウトカム評価項目3年無病生存率
副次アウトカム評価項目全生存率 副作用の発現頻度と程度 治療完遂割合 コンプライアンス

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準1)組織学的にStage II、Stage III(大腸癌取り扱い規約 第7版補訂版)の腺癌と診断された結腸・直腸癌症例(虫垂癌は対象外とする) 2)根治度Aの手術がなされている症例 3)登録時年齢が20歳以上80歳以下の症例 4)PS(ECOG)が0あるいは1の症例 5)対象疾患に対して手術以外の治療が行われていない症例 6)経口摂取が可能な症例 7)登録前14日以内(登録日2週間前の同一曜日の検査は可)の臨床検査により主要臓器機能が保持されている症例 ①好中球数:1,500 /mm3以上 ②血小板数:100,000/mm3以上 ③ヘモグロビン:9.0 g/dL以上 ④総ビリルビン:2.0 mg/dL未満 ⑤AST・ALT:100 IU/L未満 ⑥血清クレアチニン:1.5 mg/dL未満 8)術後8週間以内に治療が開始できる症例 9)患者本人から文書による同意が得られている症例
除外基準1)無病期間が5年未満の活動性の多重がんを有する症例(治癒した皮膚基底細胞癌と子宮頸癌、あるいは内視鏡的粘膜切除により治癒した胃癌、食道癌、大腸pM癌の症例は登録可とする)。 2)重篤な術後合併症を有する症例(術後感染症、縫合不全、消化管出血など) 3)重篤な合併症を有する症例(間質性肺炎または肺線維症、心不全、腎不全、肝不全、コントロール不良の糖尿病など) 4)重篤な下痢(水様便)を有する症例 5)重篤な感染症を合併している症例 6)重篤な薬剤過敏症の既往を有する症例 7)フルシトシンを服用中の症例 8)妊婦あるいは妊娠している可能性のある女性、パートナーの妊娠を希望する男性 9)精神病または精神症状を合併しており、臨床試験への参加が困難と判断される症例 10)その他、医師が本試験の登録には不適当と判断した症例

関連情報

問い合わせ窓口

住所〒565-0871 吹田市山田丘2-2
電話06-6879-3251
URL
E-mailmuemura@gesurg.med.osaka-u.ac.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。