UMIN試験ID UMIN000005573
最終情報更新日:2016年4月5日
登録日:2011年5月16日
慢性腎臓病(CKD)に合併する高尿酸血症に対する尿酸合成阻害治療の有用性の検討:フェブキソスタットとアロプリノールの比較
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
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対象疾患 | 高尿酸血症を合併した慢性腎臓病 |
試験開始日(予定日) | 2011-05-01 |
目標症例数 | 40 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | ①フェブリク治療群 血清尿酸値6 mg/dL以下へのコントロールを目標に、フェブリクによる尿酸降下 治療を実施する。フェブリクは10mg/日から開始し、血清尿酸値を指標として段 階的に用量を調節する。最大40 mg/日まで増量可能とし、維持用量、服薬回数は主治医の判断とする。 |
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介入2 | ②アロプリノール治療群 血清尿酸値6 mg/dL以下へのコントロールを目標に、アロプリノールによる尿酸 降下治療を実施する。アロプリノールは50mg/日から開始し、血清尿酸値を指標にして段階的に用量を調節する。高尿酸血症・通風の治療ガイドライン第2版に 準じて、GFR50 ml/min以上の症例では最大200 mg/日まで増量可能とし、30ml/ 分以上50ml/分以下では100mg/日まで、 GFR 30 ml/分以下では50mg/に値と する。 |
主要アウトカム評価項目 | 1)血清尿酸値 2)血清Cr, eGFR 3)血中シスタチンC濃度 |
副次アウトカム評価項目 | 1)尿蛋白/Cr比 2)尿中尿細管マーカー/Cr排泄比 3)尿中尿酸排泄比 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 1)成人(20歳以上)の患者 2)性別不問 3)腎機能がeGFR 60ml/min/1.73m2未満、かつ血清尿酸値8mg/dL以上の患者(尿酸降下薬服用中の患者を含む) 4)急性の腎機能変化がなく、CKD診療ガイド(日本腎臓学会編)に準じて尿酸降下療法以外の治療介入が施行されて、全身状態が安定している患者 5)研究の参加に対し同意が得られた患者 |
除外基準 | 1)フェブリクあるいはアロプリノール投与禁忌の患者 ①肝障害のある患者(ALT(GPT)が100 IU/L以上) ②妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 ③本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2)その他、担当医が不適切と判断した患者 |
関連情報
研究費提供元 | なし |
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実施責任組織 | 横浜市立大学附属市民総合医療センター |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 〒232-0024 神奈川県横浜市南区浦舟町4-57 |
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電話 | 045-261-5656 |
URL | |
hirawa@yokohama-cu.ac.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。