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UMIN試験ID UMIN000005572

最終情報更新日:2016年4月7日

登録日:2011年5月9日

治癒切除不能な進行結腸・直腸癌に対するFOLFOX4+Bevacizumab併用療法による 術前化学療法の有用性の検討(第II相試験)

基本情報

進捗状況 試験中止
対象疾患結腸直腸癌
試験開始日(予定日)2007-06-01
目標症例数49
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1FOLFOX4+Bevacizumab療法 5FU(急速静注):400mg/m2 d1,2 5FU(持続静注):600mg/m2/22h d1,2 オキサリプラチン:85mg/m2 d1 ベバソズマブ:5mg/kg d1 レボホリナート:100mg/m2 d1,2 ベバシズマブ:5mg/m2 d1 2週を1サイクル
主要アウトカム評価項目サイクル完遂率(手術施行に至った割合) 根治切除率
副次アウトカム評価項目

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準1. 本試験内容について十分な説明を受け、本人の文書による同意が得られている。 2. 同意取得日の年齢が20歳以上~74歳 3. PS(Performance Status;ECOG基準)が0~1の症例。 4. 登録日から3カ月以上の生存が可能と判断されている。 5. 組織学的に大腸癌と診断された症例。 6. 病変を有する初回治療の進行・転移結腸あるいは直腸癌(Rs~Ra)である(腸閉塞、出血等に対して先行した人工肛門造設は除外)。 7. 登録14日前までに、以下の主要臓器機能が保持されている症例。 i. 好中球数:≧1,500/mm3 ii. 血小板数:≧100,000/mm3 iii. ヘモグロビン数:≧9.0g/dL iv. 血清ASTおよびALT:施設基準値上限の2.5倍以下(肝転移を有する場合は、施設基準値上限の5倍以下とする) v. 血清総ビリルビン:施設基準値上限の1.5倍以下 vi. 血清クレアチニン:施設基準値上限の1.5倍以下 8. 登録前スクリーニングで規定される画像検査により、腫瘍外科医、腫瘍内科医、放射線診断医との検討で、治癒切除不能(あるいは切除困難)と評価されている。 i. TNM分類でanyT,N2M0,StageIIIb,c,R0-1が期待できるStageIVである。 ii. 大腸癌取り扱い規約第7版でanyT,N2-3, P0,M0,StageIIIbである。 iii. 大腸癌取り扱い規約第7版でCurB,R0-1が期待できるStageIVである。
除外基準1. 癌性体腔液を有する。 2. 画像上、脳腫瘍、脳転移が認められる。 3. 活動性の重複癌を有する症例(同時性重複癌または無病期間が5年以内の異時性重複癌。ただし局所治療により治癒と判断されるCarcinoma in situ(上皮内癌)または粘膜内癌相当の病変は活動性の重複癌に含めない)。 4. 脳血管神経障害の症状を合併しているあるいは登録前1年以内に既往を有する。 5. 登録前4週以内に手術療法、切開を伴う生検、外傷に対する縫合処置(埋め込み型ポートの設置に伴う縫合措置は除く)を実施している、あるいは1週以内に穿刺吸引細胞診を実施している。 6. 化学療法期間中に手術を予定している。 7. 登録前10日以内に血栓症に対する抗血栓剤の投与を行っている。 8. 関節リウマチ等の慢性的な炎症性疾患のため、血小板機能を抑制する薬剤(1日325 mg以上のアスピリン製剤、非ステロイド抗炎症薬あるいはメソトレキセート)の投与が必要あるいは投与中である。 9. 出血傾向(喀血、あるいは画像所見で肺転移巣の空洞化又は/及び壊死が認められる場合も含む)、凝固障害あるいは凝固因子異常(登録前2週間以内の検査) 10. 活動性の消化性潰瘍を有する。 11. 消化管穿孔の合併あるいは登録前1年以内に既往を有する。 12. 未治癒の外傷性骨折を有する。 13. 処置を要する腎障害、あるいは登録前2週間以内の検査※)において尿蛋白が1+以上。 14. コントロール不能な高血圧症を有する。 15. 登録時に症状を有する,あるいは何らかの治療を行っている心疾患(CTCAE v3.0 Grade 2以上に該当する)を有する。又は,登録前1年以内に心筋梗塞の既往がある。 16. フルオロウラシル製剤,レボホリナートカルシウム製剤,プラチナ製剤に対して重篤な過敏症の既往を有する。 17. ジヒドロピリミジンデヒドロゲナーゼ(DPD)欠損が疑われるような,フルオロピリミジン系薬剤に対する副作用が発現したことがある。 18. コントロール不良な下痢を有する 19. 間質性肺炎あるいは肺線維症を有する。 20. CTCAE v3.0でGrade 1以上の末梢神経障害を有する。 21. 埋め込み型ポートの設置をBevacizumab投与開始予定日前7日以内に実施している。 22. 免疫抑制剤を要する臓器移植の既往を有する。 23. コントロール不能な感染症を有する。 24. 医師が登録には不適当と判断した症例。

関連情報

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