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UMIN試験ID UMIN000005117

最終情報更新日:2018年12月28日

登録日:2011年2月21日

小児造血幹細胞移植後の凝固障害に対するリコンビナントトロンボモジュリン製剤の効果に関する検討

基本情報

進捗状況 試験終了
対象疾患造血幹細胞移植後凝固障害を来たした小児
試験開始日(予定日)2011-10-01
目標症例数50
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1治療計画 治療レジメン 適格となった患者に対して,rTM製剤として1日1回380U/kgを生理食塩水10-20mlに溶き,約30分かけて点滴静注する. 投与中は副作用症状(別記),出血傾向に十分留意する. すくなくとも1週間に3回以上は採血検査を行い,出血傾向の悪化を認めた場合には投与を中止する. また,血液検査の数値が改善し,D-dimerが1μg/ml未満となった際には投与を中止する. 評価基準 有害事象 本治療レジメンによる有害事象は投与開始初日から第28日目までに評価する.  有害事象はCTCAE ver3.0を用いて評価する。 エンドポイント  本臨床試験は,5年間で50例の症例集積があった時点で試験を終了する.ただし,途中で本薬剤が原因と考えられるgrade 4の毒性が発生した場合は,その時点で臨床試験の継続について再検討を行う.
主要アウトカム評価項目小児移植期におけるリコンビナントトロンボモジュリン製剤の安全性
副次アウトカム評価項目血管内皮障害の発生率

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準1)小児血液悪性疾患,先天性免疫不全症などに対して当院小児科で同種造血幹細胞移植を行った患者. 2)造血幹細胞移植を行った翌日を第1日目とし,移植後第5日目以降28日以内かつ凝固検査で凝固障害を認めたもの(D-dimerが1.00μg/ml以上) 3)本臨床試験への参加について本人又は代諾者から文書で同意が得られている。
除外基準1)頭蓋内出血、肺出血、消化管出血のある患者. 2)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者. 3)説明を行った結果,同意が得られなかった患者. 4)その他、担当医が不適当と判断する場合.

関連情報

問い合わせ窓口

住所神奈川県横浜市金沢区福浦3-9
電話045-787-2800
URL
E-mailtanotch@yokohama-cu.ac.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。