UMIN試験ID UMIN000004545
最終情報更新日:2018年5月31日
登録日:2010年11月15日
筋層非浸潤膀胱癌(NMIBC)に対する通常光観察(WLI)と狭帯域光観察(NBI)を用いた経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)の有効性と安全性に関する国際多施設無作為比較対照研究
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
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対象疾患 | 筋層非浸潤膀胱癌(NMIBC) |
試験開始日(予定日) | 2010-12-01 |
目標症例数 | 980 |
臨床研究実施国 | 日本、北米、欧州 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | グループAのすべての患者はWL及びNBIによる治療を行う。経過観察は、TURBT実施者と異なることが望ましい。病院滞在中と、少なくとも術後3ヶ月と12ヶ月に評価する。陽性の部位あるいは疑わしい部位は全て、WLあるいはNBIにて切除/生検を実施する。手術記録は全体を通じて行う。3か月後の観察ではWL膀胱鏡検査を実施し、再発の有無を確認し所見が認められれば組織学的評価を行う。本研究は、WLによるTURBTグループをコントロール群として、NBIによるTURBTグループの1年後再発率が減少(概算10%)することを示すように設計されている。 |
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介入2 | グループBの患者はWLによる治療を行う。経過観察は、TURBT実施者と異なることが望ましい。病院滞在中と、少なくとも術後3ヶ月と12ヶ月に評価する。陽性の部位あるいは疑わしい部位は全て、WLにて切除/生検を実施する。手術記録は全体を通じて行う。3か月後の観察ではWL膀胱鏡検査を実施し、再発の有無を確認し所見が認められれば組織学的評価を行う。本研究は、WLによるTURBTグループをコントロール群として、NBIによるTURBTグループの1年後再発率が減少(概算10%)することを示すように設計されている。 |
主要アウトカム評価項目 | すべての標本を病理学的に評価する。 NBIによってのみ同定され、病理学的に確認された腫瘍(Ta or T1)を、少なくともひとつ有した患者の割合を評価する 病理学的に確認された腫瘍(Ta or T1)に対してTURBTを行い、3ヶ月および12カ月での再発率をグループAとグループBで比較する。 |
副次アウトカム評価項目 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 初発NMIBCで治療が予定されている患者 18才以上の患者 上部尿路に腫瘍を有さない患者 骨盤部への放射線治療歴を有さない患者 |
除外基準 | TURBT時に膀胱鏡検査を妨げる血尿を認める可能性のある患者 登録前30日以内に他の臨床研究へ参加した患者 妊娠または授乳中の患者 (妊娠の可能性ある女性の患者は妊娠テストで陰性を確認し、治療中1か月の間は避妊する) プロトコールの遵守が困難と判断される患者 |
関連情報
研究費提供元 | CROES(Clinical Research Office of the Endourological Society) |
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実施責任組織 | CROES(Clinical Research Office of the Endourological Society) |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 京都府京都市左京区聖護院川原町54 |
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電話 | 075-751-3337 |
URL | |
ym1108@kuhp.kyoto-u.ac.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。