UMIN試験ID UMIN000004512
最終情報更新日:2016年4月5日
登録日:2010年12月1日
非アルコール性脂肪肝炎を合併した2型糖尿病患者に対するGLP-1アナログ製剤の安全性および有効性を検討する前向き臨床試験
基本情報
進捗状況 | 一般募集中 |
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対象疾患 | 2型糖尿病を合併したNASH患者で、GLP-1アナログ製剤の治療適応のある患者。 |
試験開始日(予定日) | 2010-12-01 |
目標症例数 | 20 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | GLP-1アナログ製剤の投与。 |
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主要アウトカム評価項目 | トランスアミナーゼの値と、肝生検によるNASHで投与前後の比較評価を行う。トランスアミナーゼの値は血液検査で行い、NASHの比較評価は、NAFLD activity scoreを用いる。 |
副次アウトカム評価項目 | 空腹時血糖、HbA1c、空腹時血中インスリン濃度を比較評価する。体重、内臓脂肪量、脂肪肝の程度を比較評価する。 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | ①年齢が20歳以上であること。 ②食事療法、運動療法で十分な治療効果が得られない2型糖尿病患者。 ③スルホニルウレア製剤で十分な治療効果が得られない2型糖尿病患者。 ④スルホニルウレア製剤以外の経口糖尿病薬を内服しており、スルホニルウレア製剤とGLP-1アナログ製剤の併用療法の適応がある2型糖尿病患者。 ⑤リラグルチド、エキセナチドを用いて、インスリン療法からの離脱を考えている2型糖尿病患者。 ⑥血液検査上、6ヶ月以上GPTが正常上限を超えていること(慢性肝炎の状態)。 ⑦アルコール摂取量が純エタノール換算で20g/day未満の患者。 ⑧血液検査上、他の肝疾患(ウイルス性肝炎、自己免疫性肝炎等)が否定されていること。 ⑨試験参加について十分な説明を受けた後、十分な理解の上、患者本人の自由意思による文書同意が得られた患者。 |
除外基準 | ①自己免疫性肝炎、B型肝炎、C型肝炎の患者もしくは既往のある患者。 ②アルコールを純エタノール換算で20g/day以上摂取する患者。 ③CRE 2.0 mg/dl以上、もしくはeGFRが30mL/分以下の腎機能障害のある患者。 ④血小板5万/μl未満、プロトロンビン活性 50%未満の患者。 ⑤膵炎の既往がある患者 ⑥他の試験薬を投与中の患者 ⑦悪性疾患を治療中の患者 ⑧その他、試験担当医が被験者として不適切と判断した患者 |
関連情報
研究費提供元 | 三井記念病院 |
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実施責任組織 | 三井記念病院 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 東京都千代田区神田和泉町1番地 |
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電話 | 03-3862-9111 |
URL | http://www.mitsuihosp.or.jp/index.html |
anb72547@nifty.com |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。