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UMIN試験ID UMIN000004229

最終情報更新日:2016年4月7日

登録日:2010年11月1日

抗血小板薬の脳梗塞における脳血流に関する研究―脳血流SPECT定量による脳血流、脳循環予備能の検討―

基本情報

進捗状況 試験中止
対象疾患脳梗塞慢性期
試験開始日(予定日)2009-07-01
目標症例数20
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1アスピリン治療群;アスピリン81-100mgを1日1回投与。 投与期間;1年
介入2シロスタゾール治療群;シロスタゾール100mgを1日2回経口投与。なお、年齢・症状により適宜増減する。 投与期間;1年
主要アウトカム評価項目脳血流SPECT定量法(Dual table ARG法)による安静時脳血流量および脳循環予備能
副次アウトカム評価項目①心血管イベントの有無  (脳卒中、心筋梗塞、PAD等) ②ADL評価(m-RS、Barthel index) ③肺炎発症の有無

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準・ADLがほぼ自立している(modified Rankin scale 0,1,2) ・同意取得時年齢が75歳以下 ・CT、MRI所見:CTないしMRIにて一血管支配領域に渡る広範な脳梗塞を認めない症例。また梗塞巣がCT上enhanceされる時期を過ぎた症例 ・血管撮像所見:内頚動脈、中大脳動脈本幹の閉塞あるいは高度狭窄例(CEAの対象となる症例を除く) ・全身状態が安定している患者 ・安静時脳血流量および脳循環予備能の登録基準 A.安静時脳血流量80%以上かつ脳循環予備能30%以下 B.安静時脳血流量80%以下かつ脳循環予備能10~30%
除外基準・バイパス術、CEA、血管内治療が予定されている患者 ・非動脈硬化病変によるもの ・重篤な合併症(悪性腫瘍、肝硬変、腎不全、呼吸不全など)がある患者 ・6ヶ月以内の心筋梗塞 ・空腹時血糖300mg/dl以上あるいはインスリン治療を要する患者 ・拡張期血圧110mmHg以上の患者 ・artery to artery embolismの患者 ・心原性脳塞栓症患者 ・出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、頭蓋内出血、消化管出血、尿路出血、喀血、硝子体出血等) ・うっ血性心不全の患者 ・シロスタゾールに対して過敏症の既往を有する患者 ・サリチル酸系製剤に対し過敏症の既往歴のある患者 ・アスピリン喘息又はその既往歴のある患者 ・妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 ・その他、主治医が不適当と判断した患者

関連情報

問い合わせ窓口

住所北海道札幌市中央区南1条西14丁目
電話011-231-8555
URL
E-mailneurosur@med.nmh.or.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。