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UMIN試験ID UMIN000003832

最終情報更新日:2016年4月7日

登録日:2010年6月28日

半側空間無視に対するプリズム適応療法の効果に関する研究

基本情報

進捗状況 試験終了
対象疾患脳卒中による左半側空間無視を有する患者
試験開始日(予定日)2005-08-01
目標症例数50
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1①視野を右に12度偏倚させるプリズム眼鏡を使用する ②半径60cmの扇型のテーブルを作成し、患者はテーブルの下からリーチ動作を行う ③リーチの目標点は正中、および左右21cmの位置にしるしをつけておく ④プリズム眼鏡を装着せずに30回、プリズム眼鏡を装着した状態で90回、プリズム眼鏡を外 した後に60回のリーチ動作を行う。訓練士が右、左、真ん中、とランダムに掛け声をかけ、その声に合わせてリーチ動作を行う。 ⑤1回のセッションは10~15分 ⑥PA療法を1日2回のペースで2週間行う。PA療法以外の治療・リハビリテーションは通常どおり行う。
介入2プリズムでない眼鏡をかけて、治療群と同様にリーチ動作を1日2回のペースで2週間行う。PA療法以外の治療・リハビリテーションは通常どおり行う。
主要アウトカム評価項目Behavioral Inattention Test (BIT)、Catherine Bergego scale (CBS) 評価時期:入院時、介入直後、退院時
副次アウトカム評価項目SIAS (Stroke Impairment Assessment Set)の運動スコア(上肢・下肢で合計) 評価時期:評価時期:入院時、介入直後、退院時

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準1.初回発作の脳梗塞および脳出血 2.発症後3ヶ月以内に入院した患者 3.右大脳皮質の損傷 4. MMSE(mini mental state examination score)>15点で、コミュニケーションが可能な患者 5.BITの通常検査で下位項目の1つ以上でカットオフ値以下である患者
除外基準1.支えがあっても座位を保てない患者 2.失語やその他の認知障害によりコミュニケーションがとれない患者 3.外国人であってもよいが、日常会話程度の日本語を理解できない患者は除く 4.視力が極端に低下している患者 5.重度の聴力障害の患者 6.右上肢のROM制限などによりリーチ動作ができない患者 7.右上肢を前腕の1/2より中枢で切断した患者 8.末梢神経障害により右上肢の位置覚が重度に低下している患者 9.V-Pシャント術、頭部外傷の既往のある患者 10.研究の同意が得られない患者

関連情報

問い合わせ窓口

住所東京都新宿区信濃町35
電話03-5363-3833
URL
E-mailmizuno.katsuhiro@gmail.com

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。