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UMIN試験ID UMIN000003497

最終情報更新日:2016年4月5日

登録日:2010年4月17日

腋窩リンパ節郭清を施行した乳がん患者における末梢静脈血管確保と上肢リンパ浮腫に関する研究

基本情報

進捗状況 限定募集中
対象疾患乳がん
試験開始日(予定日)2009-05-01
目標症例数50
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1リンパ節郭清を行っていない健側のみに静脈血管確保し、化学療法を行う.アントラサイクリン系薬剤は、ドキソルビシン50-60mg/㎡を含む、またはエピルビシン60-100mg/㎡を含むレジメンを3週に1回投与し、2サイクル以上4サイクルまで行う。タキサン系薬剤はドセタキセル:60-75mg/㎡を3週に1回投与し、2サイクル以上4サイクルまで行う。
介入2リンパ節郭清を行っていない健側と、リンパ節郭清を行った患側に交互に静脈血管確保し、化学療法を行う。アントラサイクリン系薬剤は、ドキソルビシン50-60mg/㎡を含む、またはエピルビシン60-100mg/㎡を含むレジメンを3週に1回投与し、2サイクル以上4サイクルまで行う。タキサン系薬剤はドセタキセル:60-75mg/㎡を3週に1回投与し、2サイクル以上4サイクルまで行う。
主要アウトカム評価項目上肢リンパ浮腫の出現頻度
副次アウトカム評価項目静脈炎の出現頻度と程度 血管確保の難易度

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別2
選択基準(1)片側の乳がん (2)レベル1以上の腋窩のリンパ節郭清を受けていること。 (3)化学療法を行うための主要臓器の機能が十分に保持されていること。 (4)登録時に他覚的に上肢リンパ浮腫を認めていないこと(担当医が臨床的にリンパ浮腫を認めないと判断されるもの) (5)本試験参加に関して、文書で本人の同意が得られていること。 (6)主治医が、術後補助化学療法として、アントラサイクリン系薬剤を含むレジメン4サイクルと、タキサン系薬剤を含むレジメン4サイクルを投与することが適当と判断される患者
除外基準(1)両側乳がんの患者 (2)重篤な合併症(肝、腎、心および内分泌疾患等)のある患者 (3)PS 2以上 (4)登録時すでに、自覚的または他覚的にリンパ浮腫の症状がある患者 (5)アントラサイクリン系薬剤、タキサン系薬剤のいづれか、または両薬剤に対して過敏症の既往がある患者 (6)担当医師が対象として不適当と判断した患者

関連情報

問い合わせ窓口

住所群馬県太田市高林西町617-1
電話+81-276-38-0771
URL
E-mailyyanagita@gunma-cc.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。