UMIN試験ID UMIN000002604
最終情報更新日:2016年4月5日
登録日:2009年11月1日
クローン病の外科治療とInfliximab併用療法の効果
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
---|---|
対象疾患 | クローン病 |
試験開始日(予定日) | 2009-05-01 |
目標症例数 | 100 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | 経口摂取が十分可能となった術後2-4週に、Infliximab投与群と非投与群に無作為に振り分け以下の治療を行う。振り分けは、慶応大学クリニカルリサーチセンターにて行う。 Infliximab投与群は投与量 5mg/kgで投与を開始する。今回の投与からさかのぼって、8週間以内にInfliximabの投与を受けていない症例は、0週、2週間後、6週間後に投与した後、8週おきの投与を2年間行う。今回の投与からさかのぼって、8週間以内にInfliximabの投与を受けている症例は、前回の投与から8週目に投与し以後8週投与を継続する。 Infliximab投与群:投与量 5mg/kgで投与を開始する。今回の投与からさかのぼって、8週間以内にInfliximabの投与を受けていない症例は、2週間後、6週間後に投与した後、8週おきの投与を2年間行う。今回の投与からさかのぼって、8週間以内にInfliximabの投与を受けている症例は、前回の投与から8週目に投与し以後8週投与を継続する。 |
---|---|
介入2 | Infliximab非投与群は主治医の判断により、免疫調節剤を除く維持療法を行う。 |
主要アウトカム評価項目 | 試験開始後24ヶ月時点の下部消化管内視鏡検査による吻合部再発病変の有無。 |
副次アウトカム評価項目 | 試験開始後24ヶ月時点の下部消化管内視鏡検査による吻合部再発病変のGrade(RutgeertsらのGrading scaleによる)。試験開始後24ヶ月時点のCDAI。 |
対象疾患
年齢(下限) | |
---|---|
年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 腸管主病変部を外科的に切除し回腸結腸吻合あるいは大腸・大腸吻合を施行された症例を対象とする。直近の手術において、吻合は肉眼的に病変を認めない部位で行うこととし、吻合法(手縫いあるいは機械吻合)の別は問わない。 |
除外基準 | 1) 既手術回数3回以上、2) 人工肛門造設例は除く。3) 吻合カ所が複数である症例は除く(既往の手術の吻合に関しては問わない)。4) 狭窄形成術が3か所を超える症例、5) Heineke-Mickulicz型以外を施行された症例は除く。 また、Infliximab投与あるいは投与中止が不適当と判断される症例、および研究責任(分担)医師が対象に適さないと判断した症例は除外する。 |
関連情報
研究費提供元 | とくになし |
---|---|
実施責任組織 | 日本炎症性腸疾患臨床研究グループ |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 仙台市青葉区星陵町1-1 |
---|---|
電話 | 022-717-7205 |
URL | |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。