UMIN試験ID UMIN000001733
最終情報更新日:2016年4月7日
登録日:2009年2月26日
維持血液透析中の小細胞肺癌患者におけるシスプラチン+イリノテカン併用化学療法の第I相試験
基本情報
進捗状況 | 試験中止 |
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対象疾患 | 肺癌 |
試験開始日(予定日) | 2005-07-01 |
目標症例数 | 16 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | CPT-11・60mg/m2をday1,8,15に、CDDP・60mg/m2をday1に投与し、4週間(28日)を1コースとする。CPT-11は250mlのブドウ糖液に溶解し、90分で点滴静注する。1日目の場合には、この点滴開始30分後よりCDDPを30分かけて点滴静注し、終了後直ちに血液透析を開始する。8日目、15日目においてはCPT-11点滴終了後、直ちに血液透析を開始する。血液透析は、ハイパフォーマンス・メンブレン(東レ社製BSシリーズ、など)にて4時間かけて行う。 |
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主要アウトカム評価項目 | 最大耐用量(MTD)と推奨投与量(RD)の決定、薬剤動態の解明 |
副次アウトカム評価項目 | 有害事象の発現割合・程度 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 慢性腎不全にて維持血液透析中の肺癌症例。 組織診または細胞診により小細胞肺癌と診断された症例。 化学療法初回治療例。 Performance Status(ECOG)が0~2である症例。 胸部放射線療法を受けている場合、終了後4週間以上経過している症例。胸部以外の放射線療法または手術を受けている場合は施行より2週間以上経過している症例。 主要臓器(骨髄、肝、肺)の機能が保持されている症例。 白血球数 ≧ 4,000 /mm3、 血小板数 ≧ 100,000 /mm3、ヘモグロビン ≧ 8 g/dL AST・ALT ≦ 100 IU/L、総ビリルビン ≦ 2.0 mg/dL 年齢20~75歳未満の症例。 測定可能病変を有する症例。 少なくとも3か月以上の生存が期待される症例。 本試験参加について本人による文書同意が得られた症例。 |
除外基準 | 活動性の重複癌を有する症例。 胸部単純X線写真で明らかで、かつ臨床症状のある間質性肺炎または肺線維症の症例。 症状を有する脳転移を伴う症例。 排液を必要とする胸腹水または心嚢水滞留を伴う症例。 重篤な合併症を有する症例。 本試験への参加に問題があると判断される薬物アレルギー歴がある症例。 妊婦、妊娠している可能性のある症例または妊娠を希望している症例。 その他、担当医師(試験責任医師または試験分担医師)が不適当と判断した症例。 |
関連情報
研究費提供元 | 新潟肺癌治療研究会 |
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実施責任組織 | 新潟肺癌治療研究会 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 〒951-8510新潟県新潟市中央区旭町通一番町757 |
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電話 | 025-227-2517 |
URL | |
hy0522@med.niigata-u.ac.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。