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UMIN試験ID UMIN000000848

最終情報更新日:2016年4月7日

登録日:2007年11月1日

インフルエンザに対する漢方薬麻黄湯、麻黄湯加石膏の有用性を検討するランダム化比較試験

基本情報

進捗状況 試験終了
対象疾患インフルエンザ
試験開始日(予定日)2007-11-01
目標症例数90
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入

試験の内容

介入1麻黄湯【麻黄湯エキス顆粒(ツムラ)】 受取後なるべく早期に2包服用。1回目の服用の後、4時間後と8時間後に同様に2包服用。ついで16時間後、24時間後、32時間後に1包服用。
介入2麻黄湯加石膏【麻黄湯エキス顆粒(ツムラ)+石膏末(栃本天海堂)】 受取後なるべく早期に2包服用。1回目の服用の後、4時間後と8時間後に同様に2包服用。ついで16時間後、24時間後、32時間後に1包服用。
介入3オセルタミビル【中外製薬タミフルカプセル75】 1回1カプセルを朝、夕の1日2回、5日間服用する。
主要アウトカム評価項目症状緩和までの時間 症状緩和の意義(下記のすべてを満たす) 1. 熱感がない 2. 体温(口腔温)37.8℃未満 3. 下記のすべての項目が軽度または消失(1点か0点) ① 咽頭痛 ② 咳嗽 ③ 筋肉痛 ④ 頭痛 4. 上記状態が24時間持続する
副次アウトカム評価項目解熱するまでの時間 個々の症状が改善するまでの時間 日常生活能力が回復するまでの時間 有害事象発生の有無

対象疾患

年齢(下限)
年齢(上限)
性別3
選択基準インフルエンザ患者(下記Ⅰ~Ⅳのすべてを満たす) I. 口腔温37.8度以上 II. 以下の症状のうち2つ以上 頭痛 筋肉痛 咳嗽 咽頭痛 III. 発症36時間以内 IV. PCR法によるインフルエンザウイルスの同定
除外基準1.漢方薬を服用中の患者 2.漢方薬を過去4週間以内に服用した患者 3.他の薬剤の同時投与が必要となる患者 4.活動性の循環器疾患患者 5.活動性の甲状腺機能亢進症患者 6.前立腺肥大等、尿閉の恐れのある患者 7.極度の胃腸虚弱、虚弱体質である患者 8.低カリウム血症の患者 9.臨床的に問題となる肝、腎機能障害を有する患者 10.試験薬および対照薬に対してアレルギー他、副作用の既往のある患者 11.一般状態に影響を及ぼす悪性腫瘍、心不全等を有する患者 12.研究担当医師が研究対象として不適当と判断した患者

関連情報

問い合わせ窓口

住所港区白金5-9-1
電話03-3444-6161
URL
E-mailodaguchi@insti.kitasato-u.ac.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。