UMIN試験ID UMIN000000737
最終情報更新日:2016年4月5日
登録日:2007年6月8日
早期胃癌における内視鏡的粘膜切除術の適応拡大に対する第Ⅱ相試験(JCOG0607)
基本情報
進捗状況 | 参加者募集終了-試験継続中 |
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対象疾患 | 内視鏡的深達度Mの早期胃癌 |
試験開始日(予定日) | 2007-06-01 |
目標症例数 | 470 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | 内視鏡的粘膜下層切開剥離術(ESD)(組織学的所見に基づいて外科的胃切除を追加) |
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主要アウトカム評価項目 | 5年生存割合 |
副次アウトカム評価項目 | UL(-)群における全生存期間、UL(+)群における全生存期間、無再発生存期間、5年胃温存割合、病変一括切除割合、EMRによる病理学的治癒切除割合、有害事象発生割合、重篤な有害事象発生割合 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 1) 治療前内視鏡下生検にて、組織学的に分化型腺癌であることが確認されている(未分化型腺癌の成分が混在している場合は除く)。 2) 初発かつ単発の胃癌である。 3) 深達度が内視鏡的にMと診断される。 4) 潰瘍および潰瘍瘢痕のない場合には腫瘍径が2cmを超え、潰瘍もしくは潰瘍瘢痕のある場合には腫瘍径が3cm以下。 5) ESDにて一括切除可能と判断される。 6) EMR後の狭窄の可能性が低いと判断される。 7) 腹部CT検査にて、リンパ節転移、遠隔転移のいずれも認めない(N0、M0)。 8) 年齢が20歳以上、75歳以下である。 9) PS(ECOG)が0、1のいずれかである。 10) 同時性、異時性を含めて胃癌に対する胃切除および内視鏡治療の既往、食道癌に対する胃管再建術の既往がない。 11) 他のがん種に対する治療も含めて化学療法(内分泌療法を含む)や放射線治療の既往がない。 12) 主要臓器機能が保たれている。 13) 試験参加について患者本人から文書で同意が得られている。 |
除外基準 | 1) EMRのための一時的な抗凝固薬や抗血小板薬の中断が不可能である。 2) 活動性の重複がん(同時性重複がんおよび無病期間が5年以内の異時性重複がん)を有する。ただし局所治療により治癒と判断されるcarcinoma in situ(上皮内がん)または粘膜内がん相当の病変は活動性の重複がんに含めない。 3) 妊娠中の可能性がある、または授乳中の女性。 4) 精神病または精神症状を合併しており、試験への参加が困難と思われる。 5) ステロイド剤の継続的な全身投与(内服または静脈内)を受けている。 6) 活動性の細菌および真菌感染症を有する(38℃以上の発熱を有し、画像診断もしくは細菌学的検査にて細菌感染が証明されている)。 7) 3か月以内に心筋梗塞または不安定狭心症の既往を有する。 8) コントロール不良の高血圧症を合併している。 9) インスリンの継続的使用により治療中、またはコントロール不良の糖尿病を合併している。 10) 持続酸素投与を要する呼吸器疾患を合併している。 |
関連情報
研究費提供元 | 厚生労働省 |
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実施責任組織 | 日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG) |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 〒411-8777 静岡県駿東郡長泉町下長窪1007 |
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電話 | 055-989-5222 |
URL | http://www.jcog.jp/ |
JCOG_sir@ml.jcog.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。