UMIN試験ID UMIN000000697
最終情報更新日:2016年4月7日
登録日:2007年5月2日
大腸腫瘍患者への低用量アスピリン(100mg/day)腸溶剤による多施設二重盲検無作為割付大腸発癌予防臨床試験
基本情報
進捗状況 | 参加者募集終了-試験継続中 |
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対象疾患 | 大腸腫瘍 |
試験開始日(予定日) | 2007-01-01 |
目標症例数 | 700 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | アスピリン(100mg/day)腸溶錠1日1錠 |
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介入2 | プラシーボ錠1日1錠 |
主要アウトカム評価項目 | 主エンドポイントは、2年目の大腸内視鏡検査における新たな大腸腫瘍(腺腫、癌)の発生の有無である。 |
副次アウトカム評価項目 | 副エンドポイントは、試験期間内の有害事象発生率、他臓器癌の発生の有無、2年目の大腸内視鏡検査における新たな大腸腫瘍の大きさ・個数・組織(異型度、絨毛状腺腫成分の有無;組織診断は境界病変については検体を集めて中央判定する)、介入後2~3年後の大腸腫瘍発生状況、直腸粘膜のACF数(札幌医科大学第4内科のみ)、S状結腸粘膜の大腸癌関連蛋白のmRNA発現程度(大阪中央病院のみ)である。 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 下記のすべての条件を満たす者を対象者とする。 ・組織診断で確診された大腸腫瘍(粘膜内癌・腺腫)を1個以上持ち、それらすべてを内視鏡的に摘除できた者(摘除時期は問わない)。 ・大腸腫瘍の内視鏡的治療歴(組織診断を含む)がすべて判明している者。 ・これまでに全大腸内視鏡検査を2回以上受けた者。 ・全大腸内視鏡検査にてクリーンコロンを3カ月以内に確認した者。 |
除外基準 | ・粘膜下浸潤(sm)以深の大腸癌の既往を持つ者。 ・現在、抗凝固剤、抗血栓剤を服用中の者。 ・脳卒中(一過性脳虚血発作:TIAを含む)の既往者。 ・大腸切除者(虫垂切除は参加可能)。 ・家族性大腸腺腫症患者。 ・胃潰瘍、十二指腸潰瘍の治療既往者。 ・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、出血性憩室炎、高度の出血性胃炎などの易出血性疾患を合併している者。 ・出血傾向のある者、血小板数10万以下、PTの異常値者。 ・参加時点で、癌を持っている者。 ・アスピリンに対してアレルギーの既往のある者。 ・抗がん剤を使用中の者。 ・妊娠中及び試験期間中に妊娠予定のある者。 ・処方箋薬、OTC薬を問わず、痛み止めなどのため非ステロイド系抗炎症剤(NSAIDs)を週3回以上服用している者 |
関連情報
研究費提供元 | 厚生労働省第3次対がん総合戦略研究事業 |
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実施責任組織 | がん化学予防剤の開発に関する基礎及び臨床研究 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 大阪市西区京町堀2-3-1-2F |
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電話 | 06-6445-5585 |
URL | |
cancer@gol.com |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。