UMIN試験ID C000000329
最終情報更新日:2016年4月7日
登録日:2006年2月10日
肝移植患者におけるフロセミド・カンレノ酸投与とカルペリチド(hANP)併用投与の術後腎機能保護作用についての比較検討試験
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
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対象疾患 | 肝移植レシピエント |
試験開始日(予定日) | 2005-12-01 |
目標症例数 | 50 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | hANPを0.1μg/kg/分を中心用量として持続静脈内投与し、反応利尿を観ながら、 0.025~0.2μg/kg/分の範囲で適宜増減する。 |
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介入2 | 従来の利尿剤を増量する(フロセミド 2mg/kg/dayまで、カンレノ酸 8mg/kg/day) |
主要アウトカム評価項目 | 以下の基準を満たし、利尿コントロール不能と判断され、血液透析を導入された症例数(率) 1)血清クレアチニン値 >6.0mg/dl 2)尿量1ml/kg/hrが6時間以上持続 3)血清K ≧6.0mEq/l |
副次アウトカム評価項目 | 1). 体重 2). 循環動態:血圧、脈拍、尿量 3). 血清クレアチニン、BUN値 4). 血清ANP, ALD, BNP, cGMP値 5). 血清レニン活性 6). 尿中クレアチニン値 7). 尿中NAG 8). 尿中L-FABP 9). クレアチニンクリアランス |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 上記条件をみたし、同意を得られた肝移植患者の中で、術後、フロセミド 0.4 mg/kg/day+カンレノ酸 4 mg/kg/day、ドパミン、ドブタミン3μg/kg/分までの静脈投与を施行しても、A.)尿量が1 ml/Kg/h以下に減少した症例 (6時間ごとに判断) 、あるいは、B.)3日以内に血清クレアチニン値が術前値に比べ1 mg/dl以上増加。 |
除外基準 | 1). 慢性透析患者 2). 術前に血液透析を導入された患者。劇症肝炎における脳症進行回避のための持続血液透析を含む。 3). 術前に糖尿病、高血圧、心疾患、肺シャント、肺高血圧などの基礎疾患を有する症例 4). 肝腎症候群以外の特定された腎疾患を有する症例 5). 上記に加え、使用薬剤の禁忌とされる褐色細胞腫、てんかん、右室梗塞を有する患者 6). その他、試験責任(分担)医師が被験者として不適当と判断した患者 |
関連情報
研究費提供元 | 東京大学医学部付属病院 人工臓器移植外科 |
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実施責任組織 | 東京大学医学部付属病院 人工臓器移植外科 |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 東京都文京区本郷7-3-1 |
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電話 | 03-3815-5411 |
URL | |
yasusuga-tky@umin.ac.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。