UMIN試験ID C000000028
最終情報更新日:2016年4月5日
登録日:2006年4月1日
軽症高血圧症を合併する経皮的冠動脈形成術(PCI)施行患者に対する早期アンギオテンシンIIレセプターブロッカー(ARB)投与による抗動脈硬化作用の検討(オルメサルタン vs. バルサルタン):3次元血管内超音波エコーを用いて
基本情報
進捗状況 | 試験終了 |
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対象疾患 | 軽症高血圧症を合併する安定狭心症患者 |
試験開始日(予定日) | 2005-07-01 |
目標症例数 | 200 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入 |
試験の内容
介入1 | 試験薬:オルメサルタン(PCI翌日よりフォローアップの冠動脈造影当日まで投与) |
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介入2 | 対照薬:バルサルタン(PCI翌日よりフォローアップの冠動脈造影当日まで投与) |
主要アウトカム評価項目 | 治療期6-8ヶ月後に測定した3D-IVUSによるプラーク体積率のベースラインからの変化を主要評価項目とする。 |
副次アウトカム評価項目 | 【IMT】治療期6-8ヶ月後に測定したそれぞれの部位(CCA、Bif、ICA)におけるmean IMTのベースラインからの変化を評価項目とする。 【E/A】PCI施行前および治療期6-8ヶ月時における心エコー所見より、左室流入血流速波形のE波(左室拡張早期)とA波(心房収縮期)のE/Aを算出し、その変化を評価する。 【臨床検査】hs-CRP,アディポネクチン,血中アルドステロン,血中レニン,酸化LDL,インスリン抵抗性:HOMA-R(IRI値,HbA1C,空腹時血糖(FBS)),総コレステロール,トリグリセリド,LDL-C,HDL-C等 |
対象疾患
年齢(下限) | |
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年齢(上限) | |
性別 | 3 |
選択基準 | 1) 軽症高血圧と診断された患者 2) 治療開始前8週以前より、スタチン系高脂血症薬が投与されている患者 |
除外基準 | 【非病巣に関する項目】 1)急性冠症候群の患者 2)試験開始前4週間以内にQ波心筋梗塞を発症した患者 3)左室不全(EF<45%)を有する患者 4)血清Cr>3.0mg以上の腎不全を合併する患者 5)エントリー時点でRA系抑制薬(アンギオテンシン変換酵素阻害薬、アンギオテンシンII受容体拮抗薬、抗アルドステロン薬)を服用している患者 【病巣に関する項目】 1)慢性完全閉塞部位 2)冠動脈バイパス術の施行部位 3)冠動脈ステント留置術の不成功部位(PCI施行後の狭窄が50%以上) 4)PCI施行前に冠動脈アテローム切除術の施行部位 5)同一血管において複数の病巣にステント留置術を施行した場合 6)病巣が左冠状動脈主幹部(LMT)である場合 7)病巣が細い血管部分(<2.0mm)である場合 8)IVUSによる定量的評価が困難である程度の石灰化 |
関連情報
研究費提供元 | 名古屋大学大学院医学系研究科病態内科学講座器官制御内科学(循環器内科) |
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実施責任組織 | 名古屋大学大学院医学系研究科病態内科学講座器官制御内科学(循環器内科) |
共同実施組織 |
問い合わせ窓口
住所 | 052-744-2195 |
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電話 | |
URL | |
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