臨床研究実施計画番号 jRCTs032240142
最終情報更新日:2024年8月7日
登録日:2024年6月6日
閉経関連泌尿生殖器症候群に対する腟high intensity focused ultrasound(Gold Ultra Vera)の安全性・有効性に関する探索的試験
基本情報
進捗状況 | 参加者募集中 |
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対象疾患 | 閉経関連泌尿生殖器症候群 |
試験開始日(予定日) | 2024-06-06 |
目標症例数 | 20 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入研究 |
介入の内容 | 腟・外陰部に対する高密度焦点式超音波治療(HIFU:high intensity focused ultrasound) |
試験の内容
主要評価項目 | 最も煩わしいGSM症状のVASの試験治療前後での変化(変化率) |
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副次評価項目 | 1)各GSM症状のVASの試験治療前後での変化(変化率) 2)Vulvovaginal Symptoms Questionnaire(VSQ)日本語版の試験治療前後での変化(変化率) 3)Female Sexual Function Index(FSFI)日本語版の試験治療前後での変化(変化率) 4)International Consultation on Incontinence Questionnaire - Short Form(ICIQ-SF)日本語版の試験治療前後での変化(変化率) 5)Vaginal Health Index(VHI)の試験治療前後での変化(変化率) 6)POP-Q分類の試験治療前後での改善割合(改善率) 7)腟圧の試験治療前後での変化(変化率) 8)腟pHの試験治療前後での変化(変化率) 9)腟細菌叢(腟マイクロバイオーム)の試験治療前後での変化 |
対象疾患
年齢(下限) | 18歳以上 |
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年齢(上限) | 75歳未満 |
性別 | 女 |
選択基準 | 以下の選択基準を全て満たす者を対象とし、且つ本人から同意を得られた者。 1)GSM症状のうちのいずれかを有する者 2)年齢が18歳以上75歳未満の者 3)全身状態良好で、Performance Status(PS)が0である者 4)本研究の参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、本人の自由意思による文書同意が得られた者 5)本研究で行う経腟的な治療・検査、性的な内容を含む質問票調査について理解し、実施することが可能な者 6)腟内へのプローベの挿入が可能である者 7)研究実施スケジュールに沿った外来通院が可能な者 8)6か月以内に、細胞診あるいは組織診で、子宮頸部に新生物がないことが確認されている者 9)腟・外陰部への保湿剤や潤滑ゼリーの塗布、あるいはホルモン補充療法(全身・局所)を実施している場合は、その開始から3か月以上を経過し、GSM症状の改善に効果が不十分であること 10)過去に腟・外陰部への保湿剤や潤滑ゼリーの塗布、あるいはホルモン補充療法(全身・局所)の実施がある場合は、その終了から3か月以上を経過していること 11)骨盤臓器脱に対してリング(ペッサリー等)を挿入している場合には、抜去後1か月以上を経ていること 12)婦人科手術の既往がある場合は、手術から6か月以上を経過し、婦人科診察上問題がないこと 13)悪性腫瘍の既往がある場合は、その治療終了から6か月以上を経過しており、担がん状態にないことが確認されていること(なお、乳がん術後のホルモン療法 [LH-RHアゴニスト製剤、タモキシフェン、アロマターゼ阻害剤等] については投与中であっても許容する) 14)悪性腫瘍の既往がある場合は、主治医に本研究への参加を許可されていること、あるいは当該悪性腫瘍について完治したと判断され、フォローアップが終了していること |
除外基準 | 以下の除外基準に 一つでも該当する者は対象から除外する。 1)妊娠している者、あるいは妊娠の可能性がある者 2)分娩後6か月以内の者 3)未診断の不正性器出血がある者 4)試験治療部位(腟及び外陰部)に活動性の感染症を有する、あるいは感染症の再発を繰り返している者 5)試験治療部位(腟及び外陰部)に著しい炎症、腫脹、創傷を有する者 6)試験治療部位(腟及び外陰部)に神経障害を有する者 7)試験治療部位(腟及び外陰部)に異物(シリコンやメッシュ、リングなど)がある、あるいはヒアルロン酸等の注入を受けたことがある者 8)体内に電子機器(ペースメーカー、植え込み型除細動器など)が挿入されている者 9)抗凝固薬の投与や血小板減少症など、易出血状態あるいは出血傾向にある者 10)ステロイドの長期投与や免疫抑制薬の投与、コントロール不良の糖尿病など、免疫抑制状態あるいは易感染状態にある者 11)化学療法、分子標的薬による治療、あるいは放射線治療から6か月以内の者 12)過去に試験治療部位(腟及び外陰部)にエネルギーデバイスによるGSM治療を受けた者 13)POP-Q分類stage III以上の骨盤臓器脱を有する者 14)その他、研究責任(分担)医師が本研究への参加が不適当と判断した者 |
保険外併用療養費
保険外併用療養費の有無 | なし |
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関連情報
研究責任医師 | 岡本 愛光 |
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研究責任医師以外の責任者 | |
研究資金等の提供組織名称 |
問い合わせ窓口
担当者 | 永田 知映 |
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所属機関 | 東京慈恵会医科大学附属病院 |
所属部署 | 産婦人科 |
郵便番号 | 105-8471 |
住所 | 東京都港区西新橋3-19-18 |
電話 | 03-3433-1111 |
FAX | 03-3433-1219 |
chie-nagata-yokoo@outlook.com |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。