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臨床研究実施計画番号 jRCT2031240058

最終情報更新日:2024年7月20日

登録日:2024年4月27日

再発型多発性硬化症、一次性進行型多発性硬化症、又は再発を伴わない二次性進行型多発性硬化症患者を対象としたtolebrutinibの長期安全性及び忍容性を検討する介入、第III相継続投与試験

基本情報

進捗状況 参加者募集中
対象疾患再発型多発性硬化症 二次性進行型多発性硬化症 一次性進行型多発性硬化症
試験開始日(予定日)2024-06-03
目標症例数2500
臨床研究実施国中国/韓国/トルコ/ウクライナ/米国/日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容薬剤:SAR442168(tolebrutinib)  剤形:錠剤、投与経路:経口 薬剤:Teriflunomide  剤形:錠剤、投与経路:経口 薬剤:プラセボ  剤形:錠剤、投与経路:経口 投与群の説明: 治験用:Tolebrutinib - OL tolebrutinib 60 mgを1日1回投与。 - 治験実施に関する規制当局及び/又は倫理委員会の決定(すなわち、RMSに対するtolebrutinib開始の部分的な実施保留)により、OL tolebrutinibに不適格となったRMSを有する被験者は、親試験でのランダム化に従って、親試験の投与割付けを継続する。 実薬対照:Teriflunomide - Teriflunomide 14 mgを毎日投与。 - 治験実施に関する規制当局及び/又は倫理委員会の決定(すなわち、RMSに対するtolebrutinib開始の部分的な実施保留)により、OL tolebrutinibに不適格となったRMSを有する被験者は、親試験でのランダム化に従って、親試験の投与割付け(すなわち、tolebrutinib又はteriflunomideのいずれか)を継続する。 親試験の割付けであるteriflunomideに対して盲検解除された場合、RMSを有する被験者はLTS17043試験でteriflunomideを継続する。

試験の内容

主要評価項目1. 有害事象(AE)、重篤な有害事象(SAE)、特に注目すべき有害事象(AESI)及び治験薬の投与中止に至ったAEを発現した被験者数 [評価期間:被験者毎にベースラインから治験終了までの約3年] 2. 臨床的に重要な可能性のある異常(PCSA)が認められた被験者数 [評価期間:被験者毎にベースラインから治験終了までの約3年] PCSAは、治験期間中の臨床検査、ECG又はバイタルサイン、並びに磁気共鳴画像(MRI)の安全性に関連する所見に基づき決定される。
副次評価項目1. ピボタル試験からの被験者のみ:6か月間の持続が確認された障害悪化(RMSの場合、確認された障害悪化[CDW])又は確認された障害進行(PPMS及びNRSPMSの場合、確認された障害進行[CDP])発現までの時間。 [評価期間:被験者毎にベースラインから治験終了までの約3年] 発現までの時間は、以下の総合障害度評価尺度(EDSS)(ピボタル試験)のベースラインからの持続的な増加と定義する:  - RMS:ベースラインスコアが0の場合は1.5以上、ベースラインスコアが0.5以上5.5以下の場合は1.0以上、ベースラインスコアが5.5超の場合は0.5以上  - PPMS:ベースラインスコアが5.5以下の場合は1.0以上、ベースラインスコアが5.5超の場合は0.5以上  - NRSPMS:ベースラインスコアが5.0以下の場合は1.0以上、ベースラインスコアが5.0超の場合は0.5以上 2. RMSのみの場合,年間再発率(ARR) [評価期間:被験者毎にベースラインから治験終了までの約3年] 治験実施計画書で定義された再発により確定したOL投与期間中のARR 3. MRIで検出された1年あたりのT2強調画像の新規及び/又は拡大高信号病変の数 [評価期間:被験者毎にベースラインから治験終了までの約3年] 4. T2強調画像高信号病変の合計容積のベースラインからの変化量 [評価期間:被験者毎にベースラインから治験終了までの約3年] 5. ToleDYNAMICサブスタディ:バイオマーカーのベースラインからの変化量 [評価期間:被験者毎にベースラインから12か月後まで]

対象疾患

年齢(下限)18歳以上
年齢(上限)
性別男女両方
選択基準- 治験薬の第IIb相LTS16004試験、又は第III相ピボタルtolebrutinib試験4試験(EFC16033、EFC16034、EFC16645、EFC16035)のうち1試験を完了した、RMS、PPMS又はNRSPMSを有する被験者。 又は - 第IIb相LTS16004試験又は第III相ピボタルtolebrutinib試験の被験者で、国家の緊急事態により治験薬を一時的に投与中止し、治験来院を完了した被験者。 免疫学的サブスタディ(ToleDYNAMICサブスタディ):選択基準は、メインの試験での基準を用いる。
除外基準以下のいずれかの基準に該当する場合は、治験の組入れ対象から除外する。 - 治験責任(分担)医師の判断により、持続的な慢性、活動性(38C以上の発熱及び臨床的に不安定な状態を含む)、又は再発の全身性感染がある、若しくはそのリスクがある被験者。 - LTS17043試験で非盲検(OL)tolebrutinibを開始した被験者:急性又は慢性感染を示すB型肝炎及びC型肝炎ウイルスの血清学的マーカーについて、盲検解除来院(RMS)又はオプトイン来院(進行性多発性硬化症[PMS])で肝炎が発現又は再活性化するリスクがある被験者。 - オプトイン来院前1年以内の活動的なアルコール使用障害、若しくはアルコール又は薬物の乱用歴。 - 現在のアルコール摂取量が、オプトイン来院時点で以下の量以上である:男性は1日あたり2杯超、女性は1日あたり1杯超。 - 本治験において、治験責任(分担)医師の判断により臨床的に意義があると考えられる、オプトイン来院中のFridericia補正QT間隔(QTcF)500 msec超などの心電図(ECG)異常。 - 出血性障害、既知の血小板機能異常症、血小板数の異常(100,000/microL未満)、重大な出血性事象の既往歴、又は治験中に過剰出血の可能性があると治験責任(分担)医師が判断した他の状態及び予定された手順。 - LTS17043試験でOL tolebrutinibを開始した被験者:盲検解除来院(RMS)又はオプトイン来院(PMS)のアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)が基準範囲上限(ULN)の1.5倍超又はアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)がULNの1.5倍超又はアルカリホスファターゼがULNの2倍超(肝臓関連以外の障害に起因する場合、又は安定した慢性肝障害により説明される場合を除く)又は総ビリルビンがULNの1.5倍超(ジルベール症候群又は肝臓関連以外の障害に起因する場合を除く)であることが確認された。 - 急性肝疾患、肝硬変、慢性肝疾患(6か月超安定であるとみなされる場合を除く)。 - 治験実施計画書の実施若しくは治験結果の解釈を困難にし、又は治験責任(分担)医師の判断により治験参加によるリスクがあるような、臨床的に重要な心血管系、肝臓、内分泌、神経精神系又は他の主要な全身性疾患を発現した被験者。 治験期間中に治験実施計画書で許可されていない薬剤(強力及び中程度なシトクロムP450[CYP]3A誘導薬又は強力なCYP2C8肝酵素阻害薬など)の投与を受けている被験者。 注:上記の情報は患者の治験参加に関連する全ての考慮事項を含むものではない。 ToleDYNAMICサブスタディ:メインの試験の除外基準を用いる。

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無あり

関連情報

問い合わせ窓口

担当者臨床試験情報 窓口
所属機関サノフィ株式会社
所属部署
郵便番号163-1488
住所東京都新宿区西新宿三丁目20番2号 東京オペラシティタワー
電話03-6301-3670
FAX
E-mail clinical-trials-jp@sanofi.com

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
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