臨床研究実施計画番号 jRCT2031220440
最終情報更新日:2024年9月12日
登録日:2022年11月5日
補体阻害薬の治療を受けたことがない、あるいは最近補体阻害薬の治療を受けていない発作性夜間ヘモグロビン尿症患者を対象に、Pozelimab とCemdisiran による併用療法の有効性と安全性を、C5阻害剤を対照として評価する無作為化非盲検試験
基本情報
進捗状況 | 参加者募集中 |
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対象疾患 | 発作性夜間ヘモグロビン尿症患者 |
試験開始日(予定日) | 2023-01-01 |
目標症例数 | 12 |
臨床研究実施国 | カナダ/中国/コロンビア/フランス/ギリシャ/ハンガリー/インド/イタリア/ヨルダン/マレーシア/メキシコ/ペルー/フィリピン/ポーランド/ルーマニア/シンガポール/南アフリカ/韓国/スペイン/台湾/タイ/トルコ/イギリス/アメリカ/日本 |
研究のタイプ | 介入研究 |
介入の内容 | コホートA: ・ Ravulizumab 群: Drug: Ravulizumab プロトコルに基づき静脈内(IV)投与 他の名称: ALXN1210, Ultomiris ・ Pozelimab + cemdisiran の群: -Drug: Pozelimab プロトコルに基づき静脈内(IV)および皮下(SC)投与 他の名称: REGN3918 -Drug: Cemdisiran プロトコルに基づき皮下(SC)投与 他の名称: ALN-CC5 割付1:1 コホートB: ・ Eculizumab 群: -Drug: Eculizumab プロトコルに基づき静脈内(IV)投与 他の名称: Soliris ・ Pozelimab + cemdisiran の群: -Drug: Pozelimab プロトコルに基づき静脈内(IV)および皮下(SC)投与 他の名称: REGN3918 -Drug: Cemdisiran プロトコルに基づき皮下(SC)投与 他の名称: ALN-CC5 割付1:1 |
試験の内容
主要評価項目 | コホートA: LDH 値の変化率 コホートB: 1. 溶血の適切なコントロールの維持 2. 輸血回避 |
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副次評価項目 | コホートA 及びB(特に明記されていない限り): 1.溶血の適切なコントロールの維持(LDH<=1.5×ULNと定義)[コホートA] 2. ブレイクスルー溶血(LDH >=2×ULNと定義) 3. 溶血の適切なコントロール(LDH <=1.5×ULNと定義) 4. ヘモグロビンの安定化(赤血球輸血を受けず、ベースラインからのヘモグロビン値の減少が2 g/dL 以上ない患者と定義) 5. LDH の正常化 6. 輸血回避[コホートA] 7. FACIT-Fatigue Scaleで測定した疲労度の変化 8. EORTC-QLQ-C30 における身体機能(PF)スコアの変化 9. EORTC-QLC-C30 による全般的健康状態(GHS)/QoL スケールスコアの変化 10. LDH の変化率[コホートB] 11. プロトコールアルゴリズムに従い、輸血された赤血球の割合 12. プロトコールアルゴリズムに従い、輸血された赤血球の単位数 13. 最初にLDH <=1.5×ULNとなるまでの時間 14. 最初にLDH <=1.0×ULNとなるまでの時間 15. LDHが1.5×ULN 以下となった日数の割合 16. ヘモグロビン値の変化 17. 治験下で発現した重篤な有害事象(SAE)の発生率及び重症度 18. 注目すべき治験下で発現した有害事象(TEAE)の発生率及び重症度 19. 投与中止に至ったTEAE の発生率及び重症度 20. 総CH50 の変化量 21. 総CH50 の変化率 22. 血漿中の総C5 濃度 23. 血清中の総pozelimab 濃度 24. 血漿中のcemdisiran 濃度 25. 血清中の総ravulizumab 濃度[コホートA] 26. 血清中の総eculizumab 濃度[コホートB] 27. pozelimab に対する治療上緊急の抗薬物抗体(ADA) の発症率 28. cemdisiran に対する治験下で発現したADA の発生率 |
対象疾患
年齢(下限) | 18歳以上 |
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年齢(上限) | |
性別 | 男女両方 |
選択基準 | 1. 治験実施計画書に記載されたPNH顆粒球を用いた高感度フローサイトメトリー検査により、PNHの診断が確定している。 2. 治験実施計画書に記載されたPNHに関連する1つ以上の徴候又は症状と定義する活動性疾患がある。 3. スクリーニング来院時のLDH値>=2×ULN 4. クリニック/リモート来院や治験関連の手続き(治験実施計画書に従って必要なすべての髄膜炎菌ワクチンシリーズの完了を含む) を行う意思があり、それを遵守できる。 5. その他の選択基準が適用される。 |
除外基準 | 1. スクリーニング前3 ヵ月以内にeculizumab による治療歴がある、又はスクリーニング前6 ヵ月以内にravulizumab による治療歴がある、又はスクリーニング前の当該補体阻害薬の5 半減期以内に他の補体阻害薬による治療歴がある。 2. 臓器移植、骨髄移植、その他の血液学的移植の既往がある。 3. スクリーニング来院時の体重が40 キログラム未満。 4. 投与期間中に治験薬以外の補体阻害薬の使用を予定している。 5. 髄膜炎菌ワクチン接種の要件を満たしておらず、最低でもスクリーニング来院前5 年以内に4 価の髄膜炎菌ワクチンの接種及び(該当する場合は) スクリーニング来院前3 年以内に血清型B 型ワクチン接種を証明する書類を提出することが必要であるがこれができない者 6. 髄膜炎菌ワクチン接種の禁忌がある(血清型ACWY 及びB)。 7. 髄膜炎菌予防のための抗生物質が服用できない(現地でのravulizumab[コホートA]又はeculizumab[コホートB]の添付文書、ある場合は国のガイドライン/現地診療で必要とされる場合、又は初回のワクチン接種が治験薬投与開始前2 週間未満の場合に必要とされる場合)。 8. スクリーニングの2 週間以内又はスクリーニング期間中に、活動的で進行中の感染症、又は抗生物質、抗ウイルス剤、抗真菌剤による全身治療を継続的に必要とする感染症が進行中又は最近感染した。 9. 活動性でコントロール不良な進行中の全身性自己免疫疾患の病歴が認められる。 10. その他の除外基準が適用される。 |
保険外併用療養費
保険外併用療養費の有無 | あり |
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関連情報
研究責任医師 | Taneja Deepak |
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研究責任医師以外の責任者 | |
研究資金等の提供組織名称 | |
他の臨床研究登録機関発行の研究番号 | NCT05133531 2020-004486-40 2023-509657-31-00 |
問い合わせ窓口
担当者 | ロザリオ 千佳子 |
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所属機関 | パレクセル・インターナショナル株式会社 |
所属部署 | レギュラトリー&アクセス コンサルティング |
郵便番号 | 104-0033 |
住所 | 東京都中央区新川一丁目21番2号 茅場町タワー |
電話 | 080-8929-3137 |
FAX | |
Clinicaltrial-registration@parexel.com |
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詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。