臨床研究実施計画番号 jRCT1061230083
最終情報更新日:2023年12月22日
登録日:2023年12月22日
経腸栄養患者における高発酵性食物繊維の意義 -山口県の長期療養型病院における検討-
基本情報
進捗状況 | 募集前 |
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対象疾患 | 経腸栄養患者 |
試験開始日(予定日) | 2023-12-22 |
目標症例数 | 40 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入研究 |
介入の内容 | 低食物繊維経腸栄養を8週間以上継続している患者をランダムに、高発酵性食物繊維顆粒(PHGG2g/100kcal)投与群とコントロール群に割り付け、高発酵性食物繊維投与前と投与後8週間経過した時点で評価を行う。 |
試験の内容
主要評価項目 | 便通:排便回数、便性状(ブリストルスケール)、浣腸処置回数、下剤使用量 腸内細菌叢:短鎖脂肪酸[SCFA]、α多様性評 |
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副次評価項目 | (一般所見等) 年齢、性別、身長、体重、BMI (検査項目) 栄養指標:TP,ALB,T-cho,HDL-c,LDL-c,TG,BUN,Cre(e-GFR),UA, 炎症反応:hsCRP 免疫能 :TNFα, IL-6 心不全 :NT-proBNP, トリメチルアミン-N-オキシド[TMAO] |
対象疾患
年齢(下限) | 60歳以上 |
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年齢(上限) | 90歳未満 |
性別 | 男女両方 |
選択基準 | 1)原則的に65歳以上90歳未満。 高齢者への効果を評価したいため、65歳以上とした。また90歳未満とした理由 は、90歳以上では加齢性疾患のリスクに関連したり、腸管バリア機能を弱める代謝産物が多い事が明らかになっており、研究対象にならないと判断したためである。 但し、研究参加者が集まらない場合、60歳以上の参加希望者も研究参加とする。 2)性別不問。 3)経腸栄養製品を経鼻・胃瘻から胃内へ投与している患者。 4)研究期間中、入院している患者。 5)同意能力があるときは本人から、同意能力を欠くときは代諾者から、自由 意思による同意を文書にて得られる患者。 |
除外基準 | 1)主治医の許可が得られない患者。 2)食物繊維に対し過敏症の既往歴のある患者。 3)牛乳たん白アレルギーのある患者。 4)胃又は腸の機能が残存していない患者。 5)イレウスのある患者。 6)高度の肝・腎障害のある患者。(例:急性及び慢性腎不全、肝硬変など) 7)重症糖尿病などの糖代謝異常のある患者。 8)先天性アミノ酸代謝異常の患者。 9)食道又は胃の切除歴がある患者(内視鏡的粘膜下層剥離術など低侵襲な手術は除 く)。 10)同意取得前1年以内に腸の切除歴がある患者(ただし、ポリープや虫垂の切除などの軽微なものは除く)。 11)検査に必要な量の採血が困難な患者。 12)研究開始3日以内に37.5℃以上の発熱があった患者。 |
保険外併用療養費
保険外併用療養費の有無 | なし |
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関連情報
研究責任医師 | 山本 健 |
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研究責任医師以外の責任者 | |
研究資金等の提供組織名称 |
問い合わせ窓口
担当者 | 田辺 のぶか |
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所属機関 | 宇部フロンティア大学短期大学部 |
所属部署 | 食物栄養学科 |
郵便番号 | 755-0805 |
住所 | 山口県宇部市文京台2-1-1 |
電話 | 0836-38-0530 |
FAX | 0836-38-0530 |
tanabe-no@st.ube-c.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。