臨床研究実施計画番号 jRCT1060230092
最終情報更新日:2024年3月20日
登録日:2024年1月19日
ナッジ理論の応用による65歳以上の口腔保健行動の変化
基本情報
進捗状況 | 参加者募集中 |
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対象疾患 | なし |
試験開始日(予定日) | 2024-01-19 |
目標症例数 | 20 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入研究 |
介入の内容 | ナッジ理論を利用した介入(EAST;Easy・Attractive・Social・Timelyのフレームワーク) モニター画像、冊子を利用して、ナッジ理論を活用した情報提供を実施する。 モニター画像は、外来のチェアに付属しているモニターを用いて、冊子の内容をスライドショーとして流す。 ・Easy:モニターと冊子の内容を簡単にまとめて情報量を少なくして読みやすくする ・Attractive:モニターと冊子の文字の大きさや色合いを強調して目に付きやすくする。歯科保健行動の優劣で歯周状態が変わることを明確にするために、良好な歯周状態の写真と重度歯周病の比較の写真の掲載する ・Social:「歯周状態の良い人はみんな口腔保健行動の良い」というメッセージを強調する。 ・Timely:診察終了後に冊子を読むようにしてもらい、会計の待ち時間や交通機関での移動時間に確認してもらう。家での歯ブラシ時に確認してもらう *口腔保健行動(モニターや冊子に記載予定のものや実際に行うこと) 「1日の歯磨きの頻度について」:歯ブラシを1日に3回に磨くことによる歯周病への有効性 「歯の磨き方について」:歯ブラシの使用方法や1歯あたりの磨く回数など 「歯間部の清掃について」:適切な歯間ブラシの方法 対照群はナッジ理論を利用した介入は行わず、術者による口腔清掃指導 (TBI)のみを行う。 |
試験の内容
主要評価項目 | 1日の歯磨きの回数 |
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副次評価項目 | 1日の歯間ブラシとデンタルフロス使用状況について 間食習慣の有無 口の中の自覚症状 |
対象疾患
年齢(下限) | 65歳以上 |
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年齢(上限) | |
性別 | 男女両方 |
選択基準 | 本研究の参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、自由意思による研究参加の同意を本人から文書で取得可能な患者、同意取得時の年齢が65歳以上の者、岡山大学病院歯科・予防歯科部門の外来患者全てで介入前時点の歯磨き回数が1日1~2回の者 |
除外基準 | 疾患による手に麻痺といった障害のある者、質問票への回答が不完全な者、認知機能の著しい低下のある者、栄養士からの定期的な指導をうけていない、今後も予定されていない者、あきらかな肝機能障害や糖尿病がない者、その他、研究責任者、研究分担者が研究対象者として不適当と判断した患者 |
保険外併用療養費
保険外併用療養費の有無 | なし |
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関連情報
研究責任医師 | 江國 大輔 |
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研究責任医師以外の責任者 | |
研究資金等の提供組織名称 |
問い合わせ窓口
担当者 | 角田 伊知郎 |
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所属機関 | 岡山大学 |
所属部署 | 予防歯科 |
郵便番号 | 700-8530 |
住所 | 岡山県岡山市北区津島中1丁目1-1 |
電話 | 086-235-6808 |
FAX | |
pj0p7nno@s.okayama-u.ac.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。