臨床研究実施計画番号 jRCT1052240104
最終情報更新日:2024年8月6日
登録日:2024年8月6日
健常成人の感覚処理特性に対するSensory Roomを用いた介入効果の検証:ランダム化比較試験
基本情報
進捗状況 | 参加者募集中 |
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対象疾患 | 健常成人、精神疾患、鎮静、リラクゼーション、感覚調整 |
試験開始日(予定日) | 2023-03-09 |
目標症例数 | 58 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入研究 |
介入の内容 | 【Sensory Roomを用いた介入】 約5.0㎡×2.0mのSensory Roomを京都大学人間健康科学科棟内に作成し,研究対象者と作業療法士の免許を有する研究実施者が1人ずつ入室する.内部には,バブルチューブ,音楽プレーヤーとヒーリングミュージックの音源,加重ブランケット,ビーズクッション,アロマディフューザーとアロマオイル,触覚ボール、ハンドマッサージャー等を置く.はじめは研究実施者が研究対象者のA/ASPのスコアに基づいて個人の感覚処理特性に応じた感覚刺激を提案しつつ,徐々に研究対象者が主体的に感覚刺激を選択および調整できるように促す.研究実施者は研究対象者の過ごし方を記録する.1回の介入時間は30分とする。 【静的活動を用いた介入】 編み物や折り紙等の創作活動や,パズル,読書等の椅子座位で行う約3METs未満の低強度な活動を実施してもらう.実施場所はSensory Roomと同じ部屋とし,照明点灯下にて行う.研究対象者と作業療法士の免許を有する研究実施者が1人ずつ入室し,作業活動は研究対象者に自由に選択してもらう.研究実施者は研究対象者の取り組み内容を記録する.1回の介入時間は30分とする。 |
試験の内容
主要評価項目 | 介入前後の安静時Respiratory Sinus Arrhythmia(RSA) |
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副次評価項目 | (a)Sensory Challenge Protocol(SCP)の感覚刺激によるRSA値の変動 (b)脳波振幅 (c)Cognitive Assessment Battery(CAB)のスコア (d)Profile of Mood States 2nd Edition (POMS2)全項目版のスコア |
対象疾患
年齢(下限) | 18歳以上 |
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年齢(上限) | 65歳以下 |
性別 | 男女両方 |
選択基準 | 登録時の年齢が18歳以上、かつJSI-mini(Japanese Sensory Inventory mini)における総スコアが1点以上である。 |
除外基準 | 心疾患、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の器質的または機能的障害、および精神、発達、言語理解、または運動機能障害の既往歴がある |
保険外併用療養費
保険外併用療養費の有無 | なし |
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関連情報
研究責任医師 | 稲富 宏之 |
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研究責任医師以外の責任者 | |
研究資金等の提供組織名称 |
問い合わせ窓口
担当者 | 入江 啓輔 |
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所属機関 | 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻 |
所属部署 | 人間健康科学系専攻 |
郵便番号 | 606-8507 |
住所 | 京都府京都市左京区聖護院川原町53 |
電話 | 075-751-3968 |
FAX | |
irie.keisuke.8n@kyoto-u.ac.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。