患者様やご家族など一般の方向け臨床・治癒情報サイト 臨床研究情報ポータルサイト

ENGLISH
×

情報をクリップできます

治験情報をこちらのホームページで一時的にクリップすることが出来ます。

臨床研究実施計画番号 jRCT1051220045

最終情報更新日:2022年6月10日

登録日:2022年6月10日

高度がん疼痛の持続皮下投与タイトレーション法におけるヒドロモルフォンとフェンタニルの無作為化比較試験

基本情報

進捗状況 参加者募集中
対象疾患高度がん疼痛
試験開始日(予定日)2022-06-10
目標症例数100
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容オピオイド鎮痛薬の持続皮下タイトレーションを行う。方法は以下。腹部皮下に24Gプラスティックカニューレを刺入する。10 mLシリンジ用の小型シリンジポンプを用いて持続皮下投与する。原則としてオピオイド・ナイーブの患者は以下の流量とする;①ヒドロモルフォンは0.2 mg/mLに溶解し,0.20 mL/hから開始して,0.05 ml/hずつ1.0 ml/hまで増量する.さらにヒドロモルフォンの増量が必要な状況であれば, ヒドロモルフォン1.0 mg/mLに交換して,0.2 ml/hから再開する。②フェンタニルは0.05 mg/mL製剤を0.2 mL/hから開始して,ヒドロモルフォンと同様の流量調節を行う。すでにオピオイド投与されている症例は,等価のオピオイド換算量から開始する。

試験の内容

主要評価項目3日以内の著効率
副次評価項目7日以内のタイトレーション完了率;タイトレーション完了日数(持続皮下投与開始から終了までの日数);7日目までの疼痛強度/呼吸困難の強度/睡眠評価/QOL評価/レスキュー薬の使用評価/有害事象.

対象疾患

年齢(下限)20歳以上
年齢(上限)
性別男女両方
選択基準がん疼痛が高度(numerial rating scale 7~10)であり,オピオイド鎮痛薬の持続皮下タイトレーション法を希望する症例.
除外基準意識障害,せん妄,認知機能低下,腎障害,肝障害,一般状態評価不良,消化管通過障害, 20歳未満の患者,本研究薬への薬剤アレルギー,試験参加の同意が得られなかった症例.

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無なし

関連情報

問い合わせ窓口

担当者坂口 達馬
所属機関公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院
所属部署緩和ケア科
郵便番号530-8480
住所大阪府大阪市北区扇町2-4-20
電話06-6312-1221
FAX
E-mail sakaguchi.tatsuma@gmail.com

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。