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臨床研究実施計画番号 jRCT1032240725

最終情報更新日:2025年3月10日

登録日:2025年3月10日

自然経膣分娩と脊髄幹鎮痛を併用した経膣分娩におけるオキシトシン動態の比較と周産期メンタルヘルスに関する研究

基本情報

進捗状況 参加者募集中
対象疾患正常妊娠
試験開始日(予定日)
目標症例数100
臨床研究実施国
研究のタイプ
介入の内容

試験の内容

主要評価項目採血データ(血漿):オキシトシン 心理尺度 (1)オキシトシンの測定計画 測定のタイミングは妊娠後期妊婦健診時(妊娠 35~36 週)に採血を実施、分娩中に 2 回、産褥1日目(早朝の定期採血時)、産褥 3~4日目(退院診察時)、産後3週間~4週間後(産後1ヶ月健診時)の6地点とする。 分娩中に2回行う採血については以下の通りに実施する。「無痛分娩群」においては産婦より無痛導入の要請があり、助産師または産科医師の診察の結果、無痛導入のタイミングとして相応しいと判断した後に麻酔科医師が無痛導入を実施する直前(以下、無痛導入前と表現する)に1回目を実施する。2回目の採血は無痛導入してから 60 分後に実施する。「自然分娩群」については当院の過去1ヶ月の無痛分娩済み患者 34 名のデータから無痛導入のタイミングが子宮口 3~5cm が最も多かったことから、陣痛発来していてかつ子宮口が 3~5cm のタイミングで1回目の採血を実施する。2回目の採血は1回目の採血をしてか ら 60 分後に実施する。採血は、翼状針、直針、またはサーフロー針を用いて実施する。血清分離剤および凝固促進剤入りの真空採血管に血液 7ml を 2 本採取し、速やかに、遠心分離して血漿成分を-80℃以下で冷凍保存する。採血当日以降に HNが冷凍状態で採血検体を回収し、ELISA キット(コスモ・バイオ株式会社)を用いて血液解析を行う。 (2)心理尺度の測定計画と使用尺度 妊娠後期妊婦健診時(妊娠 35~36 週)、もしくは助産師外来時、入院の対象者には妊娠 35 週~36 週の時に「親 準備性」と「分娩恐怖感」の測定を実施する。産後3~4日目にメンタルヘルスの測定のために全国的に使用さ れている EPDS と赤ちゃんへの気持ち質問表を用いて測定を実施する。また、産後1ヶ月健診時にも EPDS と赤ち ゃんへの気持ち質問表にて測定を行い、産後のメンタルヘルスの変動についても分析できるようにする。以下に 使用心理尺度を示す。 1)親準備性:「親準備性尺度」(松本ら,2016) 2) 分娩恐怖感:「JW-DEQ version A: 日本語版 Wijma Delivery Expectancy」(春名,2013) 3)EPDS(Edinburgh Postnatal Depression Scale)日本語版(岡野ら,1996) 4)赤ちゃんへの気持ち質問表(吉田ら,2003)
副次評価項目

対象疾患

年齢(下限)20
年齢(上限)
性別
選択基準
除外基準

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無

関連情報

問い合わせ窓口

担当者
所属機関
所属部署
郵便番号
住所
電話
FAX
E-mail

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。