臨床研究実施計画番号 jRCT1032240262
最終情報更新日:2024年8月6日
登録日:2024年8月6日
透析シャント造設における直線偏光近赤外線治療器(スーパーライザー)を用いた星状神経節照射の血管拡張作用
基本情報
進捗状況 | 募集前 |
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対象疾患 | 末期腎不全;血液透析 |
試験開始日(予定日) | 2024-08-06 |
目標症例数 | 10 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入研究 |
介入の内容 | ①研究分担者である腎臓・高血圧内科医師により、術前外来にて患者に当研究の説明をし、参加同意を得る;シャント造設予定箇所を前腕もしくは正中に決定し記録する。 ②手術当日に手術室にて腎臓・高血圧内科医師により上腕を駆血した上で、エコーを使用し、シャント造設予定側の介入前血管径・血流量を測定し、数字及び画像を記録する。 ③シャント造設術直前に麻酔科医師により星状神経節照射を行う: (ア)頸部星状神経節近傍に直線偏光近赤外線治療器スーパーライザー®PX(東京医研株式会社)のSG先端ユニットを設置する (イ)固定モード(出力:90%、時間:5分間)で照射する ④星状神経節照射後、手術準備時に担当腎臓・高血圧内科医師により上腕を駆血した上で、シャント造設予定側の血管径・血流量を測定し、数字及び画像を記録する。シャント造設箇所を最終決定する。 ⑤局所麻酔下で透析シャント造設術を行う。 |
試験の内容
主要評価項目 | 星状神経節照射前後の橈側皮静脈血管径の差/変化率(mm/%)(マニュアル式血圧計150mmHgで10秒以上駆血して超音波で測定する) |
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副次評価項目 | ①星状神経節照射前後の以下の血管径の差/変化率(mm/%)(マニュアル式血圧計150mmHgで10秒以上駆血して超音波で測定する) ・橈骨動脈 ・正中静脈 ・深部静脈 ・上腕動脈 ②術直後の疼痛VAS(Visual Analogue Scale) ③手術時間 ④シャント造設予定箇所が正中から前腕への変更 ⑤シャント1ヶ月開存率:シャント音・シャントスリル・超音波にて確認 |
対象疾患
年齢(下限) | 18歳以上 |
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年齢(上限) | |
性別 | 男女両方 |
選択基準 | ?当院において透析シャント造設術を受ける予定の患者 ②本研究計画について十分に理解し、本人による同意が可能な患者 ③同意取得時における年齢が満18歳以上の患者 |
除外基準 | ?シャント造設予定箇所の動脈血管径が1.5mm以下の患者 ②駆血して、シャント造設予定箇所の静脈血管径が2mm以下の患者 ③シャント造設予定箇所の動脈硬化が著明な患者 ④緑内障患者 ⑤白内障患者 ⑥BMI≧35の患者 ⑦照射予定部位に皮膚疾患のある患者 ⑧担当医師が本研究への参加に不適当と判断された患者 |
保険外併用療養費
保険外併用療養費の有無 | なし |
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関連情報
研究責任医師 | 杉山 大介 |
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研究責任医師以外の責任者 | |
研究資金等の提供組織名称 |
問い合わせ窓口
担当者 | 金 ? |
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所属機関 | 亀田総合病院 |
所属部署 | 麻酔科 |
郵便番号 | 2960041 |
住所 | 千葉県鴨川市東町929 |
電話 | 04-7092-2211 |
FAX | |
jin.zhuan@kameda.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。