臨床研究実施計画番号 jRCT1032240250
最終情報更新日:2024年8月2日
登録日:2024年8月2日
乳腺科手術患者の静脈路確保におけるスーパーライザーによる星状神経節照射の有用性
基本情報
進捗状況 | 募集前 |
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対象疾患 | 乳腺手術 |
試験開始日(予定日) | 2024-08-02 |
目標症例数 | 20 |
臨床研究実施国 | 日本 |
研究のタイプ | 介入研究 |
介入の内容 | ①静脈路確保箇所は手術側の対側の手背とする。また、当院は臨床研修指定病院であるため、静脈路確保は日常診療と同様に初期研修医が担当する。静脈留置針の太さは20Gとする。 ②前日までに患者条件を確認し、ICを行い、患者より同意書を取得する。 ③当日は入室前に、静脈路確保予定箇所にエムラクリームを15分以上塗布する;25度と設定された手術室に来ていただく;REDCapでランダム化を行う。 ④介入群になった患者にはスーパーライザーを用いて静脈路確保予定側の星状神経節照射を行う(出力90%、時間5分)。 ⑤対照群になった患者にはスーパーライザーを用いて星状神経節照射に準じて出力せずに照射端子を5分間設置するのみとし、その間に事前に録音された照射音を流す。 ⑥照射終了5分経過後、研究協力者でない1ヶ月以上麻酔科研修経験のある初期研修医により、独立して静脈路を確保する。必要な結果測定を記録する。 ⑦もし1度失敗した場合、超音波装置の使用、吸入麻酔薬である亜酸化窒素(笑気)の使用、人員交代などをすることで、最大限負担とならないように取り組む。 |
試験の内容
主要評価項目 | 一回目の静脈路確保の成功率 |
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副次評価項目 | 1.静脈路確保の成功までの時間 2.照射による副作用(痛み、発赤など) 3.一回目の確保が失敗した場合、二回目以降の対応(指導医による指導、笑気、超音波、人員交代など) 4.静脈路確保における患者満足度 ①患者満足度(全体を通しての満足度;0-10段階評価;静脈路確保の直後に取得する) ②Net Promotor Score(親しい人にどの程度おすすめするか;0-10段階評価;静脈路確保の直後に取得する) |
対象疾患
年齢(下限) | 18歳以上 |
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年齢(上限) | |
性別 | 女 |
選択基準 | ①乳腺科手術を受ける予定の成人女性患者 ②アメリカ麻酔科学会による全身状態分類(ASA-PS):1-3の患者 ③手術側の対側の手背に静脈路確保が可能な患者 |
除外基準 | ①同意が得られない場合 ②すでに静脈路が確保されている場合 ③スーパーライザー治療を受けたことのある患者 ④担当医により研究参加が適切ではないと判断された場合 |
保険外併用療養費
保険外併用療養費の有無 | なし |
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関連情報
研究責任医師 | 杉山 大介 |
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研究責任医師以外の責任者 | |
研究資金等の提供組織名称 |
問い合わせ窓口
担当者 | 金 ? |
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所属機関 | 亀田総合病院 |
所属部署 | 麻酔科 |
郵便番号 | 296-0041 |
住所 | 千葉県鴨川市東町929 |
電話 | 04-7092-2211 |
FAX | |
jin.zhuan@kameda.jp |
※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。