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臨床研究実施計画番号 jRCT1032240212

最終情報更新日:2024年7月29日

登録日:2024年7月9日

心臓血管外科術後患者に対してSPPBを用いて従来の心臓リハビリテーションに課題特異的トレーニングを追加することの有効性

基本情報

進捗状況 参加者募集中
対象疾患心臓血管外科の開胸手術予定患者(弁膜症、虚血心疾患など)
試験開始日(予定日)2024-04-13
目標症例数100
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容 心疾患患者の身体機能と日常生活動作(ADL)の評価には、包括的な下肢機能評価としてShort Physical Performance Battery(SPPB)の使用がガイドラインで推奨されている。SPPBは、下肢5回立位テスト、立位保持テスト、4m歩行テストから筋パワー、バランス、歩行を評価するもので、これら3つの側面から下肢機能を評価するとされている。近年では、心疾患患者の虚弱、サルコペニア、身体機能の評価にも用いられている。実施期間は、術後一般病棟への転棟日から退院日までとする。対象者はリハビリテーション(目安:1回40分)の際にSPPBを毎回測定し、測定結果に準じて設定された運動内容を行う。運動内容はSPPBの測定項目に準じた、筋力、バランス、歩行速度に加えて、持久力(連続歩行距離)をプロトコルに沿って実施する。  研究の主要アウトカムは 「手術翌日から歩行自立までの日数 」とし、サブアウトカムは 「退院時ADL(Barthel Indexスコア)」、「SPPBスコア」、「自宅退院率」とする。手術前に身体機能評価と面接を行い、術後は一般病棟に移ってからリハビリ介入とフォローアップと退院前評価を行う。

試験の内容

主要評価項目リハビリ開始からの歩行獲得日
副次評価項目退院時ADL(Barthel Index)、退院時SPPB得点、自宅退院率

対象疾患

年齢(下限)65歳以上
年齢(上限)
性別男女両方
選択基準練馬光が丘病院入院する心臓血管外科患者のうち待機的に手術(冠動脈バイパス手術、弁形成・置換手術、大動脈人工血管置換手術、その他)を予定している患者のうち下記内容の該当者とした。 ①同意取得時において年齢が65歳以上 ②本研究への参加にあたり十分な説明を受けた後、十分な理解の上、研究対象者本人の自由意思による文書同意が得られた患者
除外基準①整形・神経・呼吸・心臓疾患・進行性疾患などにより術前から歩行困難な患者 ②既往・合併症を含め脳血管疾患がある患者 ③入院加療中に死亡した患者 ④入院中に歩行動作に影響する疾患を発症した患者 ⑤認知機能障害のある患者 ⑥その他、研究責任者が2021年改訂版心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドラインに則り、研究責任者が研究対象者として不適当と判断した患者

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無なし

関連情報

問い合わせ窓口

担当者菅野 雄大
所属機関練馬光が丘病院
所属部署医療技術部リハビリテーション室
郵便番号179-0072
住所東京都練馬区光が丘2丁目5-1
電話03-3979-3611
FAX
E-mail ykanno0417@gmail.com

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。