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臨床研究実施計画番号 jRCT1030240260

最終情報更新日:2024年8月7日

登録日:2024年8月6日

ヨガの介入が消化器症状および内受容感覚処理におよぼす効果

基本情報

進捗状況 参加者募集中
対象疾患過敏性腸症候群
試験開始日(予定日)2024-08-06
目標症例数44
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容本研究用に作成したクリパルヨガのシークエンスに基づき、参加者は4週間の介入を行う。ヨガ実践群の参加者は、4週間の期間中毎日、教示用ビデオを視聴しながら1日30分間のヨガプログラムを行う。クリパルヨガの実践の段階を考慮し、前半2週間 (Part 1) と後半2週間 (Part 2) で別のシークエンスを使用する。前半2週間では基本的なクリパルヨガのシークエンスを行い、後半2週間ではスローダウンした (過剰なエネルギーを鎮静する) アプローチによるシークエンスを用いる。統制群の参加者は、4週間の期間中、毎日、自宅等の室内で1日30分間歩行する。

試験の内容

主要評価項目介入前、介入後、介入終了2週間後 (フォローアップ) 時点における下記項目 IBS Severity Index (Shinozaki et al., 2006); Visceral Sensitivity Index (VSI; Saigo et al., 2014); 心拍検出課題における実際の心拍数; 参加者が計数した心拍数; 心拍計数の正確さに対する確信度 (1―7の7件法); 飲水負荷課題における1回目、2回目の飲水量; 飲水負荷前後の消化器症状の程度 (痛み/不快感、満腹感、吐き気、膨満感のそれぞれについて、Visual Analogue Scaleにより評定); 内受容感覚への気づきの多次元的アセスメント (MAIA; Shoji et al., 2018)
副次評価項目介入前、介入後、介入終了2週間後 (フォローアップ) 時点における下記項目 安静時の呼吸数および心拍変動; 5因子マインドフルネス質問紙 (FFMQ; 杉浦他, 2012)

対象疾患

年齢(下限)18歳以上
年齢(上限)26歳未満
性別
選択基準対象者の自由意志で研究参加に同意した、18~25歳の過敏性腸症候群傾向の高い本学学部生および大学院生を対象とする。過敏性腸症候群傾向を測定するスクリーニング調査としてRome IVに基づく質問に回答させ、直近3ヶ月の間に腹痛があったと報告した者を参加者とする。
除外基準腰痛、関節炎、癌ないし腫瘍がある者、心臓疾患、免疫疾患、てんかん、精神疾患 (統合失調症、双極性障害)、眼圧上昇により損傷の危険性がある眼疾患 (緑内障、網膜剥離、結膜炎など) に罹患している者、その他医師から運動を止められている者は除外する。また、現在何らかの治療を受けている者、他の介入研究に参加している者は除外する。

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無なし

関連情報

問い合わせ窓口

担当者山崎 果歩
所属機関早稲田大学
所属部署大学院文学研究科心理学コース
郵便番号162-8644
住所東京都新宿区戸山1-24-1
電話03-5286-3722
FAX
E-mail kyahyo@asagi.waseda.jp

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。