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臨床研究実施計画番号 jRCT1030210215

最終情報更新日:2024年5月28日

登録日:2021年7月30日

青年の感情障害に対する認知行動療法の統一プロトコル:無作為化多層ベースラインデザインによる予備的研究

基本情報

進捗状況 参加者募集中
対象疾患うつ病、分離不安症、限局性恐怖症、社交不安症、パニック症、広場恐怖症、全般不安症、強迫症、心的外傷後ストレス障害、適応障害
試験開始日(予定日)2021-07-30
目標症例数12
臨床研究実施国日本
研究のタイプ介入研究
介入の内容UP-Aは、青年に対する個人認知行動療法である。8つの中核モジュール(1:動機づけ、2:感情の心理教育、3:行動活性化、4:身体感覚への気づき、5:認知再評価、6:感情体験への気づき、7:状況感情曝露、8:再発予防)と任意の親用のモジュールからなる。週1回、約60分の治療セッションを平均16回(12~21回)にわたって実施する。これらの介入は、UP-Aのセラピストガイドおよびワークブックに基づいて実施される。

試験の内容

主要評価項目有効性:自己評定による不安症状(短縮版児童用不安尺度: Short CAS) 実施可能性:重篤な有害事象
副次評価項目有効性: 1 ) 自己評定による抑うつ症状(Birleson自己記入式抑うつ評価尺度短縮版: DSRS-C短縮版) 2 ) 親評定による青年の不安症状(Short CAS) 3 ) 親評定による青年の抑うつ症状(DSRS-C短縮版) 4 ) 自己評定による感情調節方略(感情調節尺度ー児童青年版: ERQ-CA) 5 ) 親評定による家族の巻き込まれ(家族の巻き込まれ尺度ー子どもの不安版: FASA) 6 ) 自己評定による困りごとの点数 7 ) 親評定による青年の困りごとの点数 8 ) 自己評定による生活満足度(Students’ Life Satisfaction Scale: SLSS) 9 ) 親評定による青年の生活満足度(SLSS) 実施可能性: 1 ) ドロップアウト率 2 ) 青年のプログラム満足度(CSQ-8 満足度アンケートー児童・青年用: CSQ-8-CY) 3 ) 保護者のプログラム満足度(CSQ-8 満足度調査アンケート)

対象疾患

年齢(下限)12歳以上
年齢(上限)19歳以下
性別男女両方
選択基準1 ) DSM-5におけるうつ病、分離不安症、限局性恐怖症、社交不安症、パニック症、広場恐怖症、全般不安症、強迫症、心的外傷後ストレス障害、適応障害のいずれかに該当すること(評価者のMINI-KID評価による)。 2 ) 組み入れ時点において、臨床全般印象評価-重症度(CGI-S:Clinical Global Impressions-Severity of Illness)で中等症以上の症状(CGI-S≧4)を有すること。 3 ) 組み入れ時点において、12歳以上19歳以下であること。 4 ) 本研究の目的、内容を理解し、自由意思による研究参加の同意を文書等で得ていること。
除外基準1 ) 組み入れ時点において、DSM-5における軽躁病エピソード、躁病エピソード、精神病性障害を認めること。 2 ) 組み入れ時点において、著しい希死念慮を認めること。 3 ) 組み入れ時点において、他の構造化された精神療法を受けている、あるいは介入期間中に他の構造化された精神療法を受ける予定があること。 4 ) 薬物療法を受けている場合、投与が安定してから8週に満たないこと。 5 ) 質問や治療マテリアルの基本的な理解を妨げるほどの知的能力の障害、あるいは深刻な学習障害を認めること。

保険外併用療養費

保険外併用療養費の有無なし

関連情報

問い合わせ窓口

担当者藤里 紘子
所属機関国立精神・神経医療研究センター
所属部署認知行動療法センター
郵便番号187-8551
住所東京都小平市小川東町4-1-1
電話042-341-2711
FAX
E-mail hi.fujisato@gmail.com

※実施責任組織と研究実施場所が異なる場合があります。
詳しくは各お問い合わせ窓口の担当にお伺い下さい。